2021.11.05
専門家に聞きました! みんなに使ってほしい 専門家のおすすめGoods(第1回)
専門家が愛用している健康グッズや調理グッズ、気になりませんか?
リンククロス シル編集部では、みなさんにおすすめしたいものを専門家の先生方に聞いてみました。
第1回目は、筑波大学体育系 准教授の中田由夫先生のおすすめグッズです。
☆中田先生は、健康やダイエットに役立つ記事を連載中。連載はこのコラムの末尾をご覧ください。
中田先生のおすすめ~ヨガマット&ストレッチポール
あまり積極的に健康グッズを購入するタイプではないのですが、自宅にある健康グッズといえば…ヨガマットとストレッチポールです。
学生時代に発症したヘルニアとうまく付き合うために
実は、高校生の時に頸椎と腰椎のヘルニアを発症しました。軽度ではありましたが、腰椎ヘルニアは陸上競技1,500 mの競技中の発症で、痛みを覚えたあとの記憶がありません(レースは走り切ったようです)。頸椎ヘルニアは受験勉強中で、急に鉛筆が持てなくなりました。いずれも急性期を乗り越えると、慢性的に時々痛むようになります。大きな痛みにつながらないように、からだと対話をしながら、現在も運動を継続しています。
仕事の合間に背中をほぐす
わたしの場合、同じ姿勢でずっと仕事をしていて、疲れがたまってくると、ヘルニアによる神経痛が発生します。そのため、できるだけ同じ姿勢を続けないように注意しています。それでも痛みが出そうなときは…ヨガマットとストレッチポールの出番です。
使い方は簡単。ヨガマットを敷いて、その上にストレッチポールを縦に置いて、その上に仰向けで寝ます。腰が反りすぎないように、膝を立てたり、腹筋のトレーニングを兼ねて、膝を抱える動きしたりしながら、背骨のアライメントを整えます。背中の筋肉がほぐれてくれば、リラクゼーション完了です。背中の筋肉はほぐしにくいので、重宝しています。興味ある方はお試しください。
☆中田先生の連載はコチラ
【連載】専門家が教える 絶対役立つダイエット基本のき(全12回)
【第5回】1ヵ月で2kg減!ポイントは食事と運動の“負”のバランスにあり
【連載】手軽にできる運動のススメ(全7回)
【第1回】1日何歩あるきますか?たった「+10分」でも効果的!
著者:中田由夫 (筑波大学体育系 准教授 博士 体育科学)
2004年3月筑波大学大学院博士課程体育科学専攻修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科助手、助教、筑波大学医学医療系助教、准教授を経て現職。食事と運動を中心とした行動変容が生活習慣病の予防および改善に及ぼす影響を明らかにする研究を進めている。
【主な論文】
Nakata Y et al. Web-based intervention to promote weight-loss maintenance using anactivity monitor: A randomized controlled trial. Preventive Medicine Reports 14:100839, 2019.
【主な書籍】
江口泰正, 中田由夫(編著). 産業保健スタッフ必携 職場における身体活動・運動指導の進め方. 大修館書店, 東京, 2018.
【主な所属学会】
日本運動疫学会(理事・編集委員長)、日本健康支援学会(理事長)、日本体力医学会(評議員・編集委員)、日本疫学会(代議員)など。