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2021.04.14

【連載】専門家がずばり解説!健康情報Q&A 第4回 有酸素運動は20分以上続けないと痩せないってホント?


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「気になるけど結局どうなの?」という健康に関するソボクな疑問を、筑波大学体育系 准教授の中田由夫先生に答えてもらう連載の第4回目!

☆1回目の質問「ダイエット中に筋トレしたら腕が太くなりますか?」

☆2回目の質問「部分痩せってできますか?」

☆3回目の質問「糖質コントロールとカロリーコントロール、結局どっちが痩せるの?」

今回も、前回に引き続きダイエットについてお伺いしました。

この連載について――――
「専門家がずばり解説!健康情報Q&A」では、健康に関するソボクな疑問を、食事と運動が健康に及ぼす影響について研究されている、筑波大学体育系 准教授の中田由夫先生に解説していただきます。ダイエットや運動など幅広く質問していくので、楽しみにしていてください☆
――――――――――――

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中田先生の回答

「20分以上」にこだわる必要はまったくないので、答えはNO。

ダイエットのために必要なことは、1日のなかで細切れでも良いので、活動的な時間を積み重ねることです。そこで消費されるエネルギー量は、「体重(kg)×運動強度(メッツ)×時間(時)」で決まります。

☆メッツとは?
運動強度の単位。安静状態に消費されるエネルギーを基準として、その何倍のエネルギーを消費するかを表すもの。

安静状態が1メッツなので、何もしなくても1時間で、体重(60 kgと仮定)×強度(1メッツ)×時間(1時間)=60 kcalが消費されます。

立って何かをしていれば2メッツ、歩きながら何かをすれば3メッツ、しっかり歩けば4メッツ、ゆっくりジョギングすれば6メッツです。もし、20分のウォーキングをした場合は、60 kg×4メッツ×20分÷60分=80 kcalが消費されます。

一気に20分歩いても、1分を20回に分けても、消費エネルギー量に差はありません。

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時間経過とともに何か違いがあるとすれば、消費されるエネルギーがどこから来ているか、が違うかもしれません。

運動中のエネルギーの源は、筋肉内または血液中の脂質または糖質から来ています。短時間の激しい運動時には糖質がよく使われ、長時間運動時は脂質がよく使われます。いずれにしても、消費されるエネルギー量は同じで、脂質がまったく使われないこともないので、あまり気にしなくても大丈夫です。

運動中のエネルギー源について、詳しくは、【連載】専門家が教える 絶対役立つダイエット基本のきの連載第10回を参照してください。

【第10回】停滞期を乗り切るコツ<運動編:その2>はコチラ

☆中田先生の連載

【連載】専門家が教える 絶対役立つダイエット基本のき(全12回)

【第1回】「正しいダイエット」の減量効果

【第2回】「正しいダイエット」の前に必要な動機づけ

【第3回】いま、気を付けるべき生活習慣

【第4回】とっても簡単!ダイエットのキソ理論

【第5回】1ヵ月で2kg減!ポイントは食事と運動の“負”のバランスにあり

【第6回】無理なく続けるダイエットのコツ<その1>

【第7回】無理なく続けるダイエットのコツ<その2>

【第8回】停滞期を乗り切るコツ<食事編>

【第9回】停滞期を乗り切るコツ<運動編:その1>

【第10回】停滞期を乗り切るコツ<運動編:その2>

【第11回】リバウンドを予防するコツ

【第12回】適正体重の維持を目指して

【連載】手軽にできる運動のススメ(全7回)

【第1回】1日何歩あるきますか?たった「+10分」でも効果的!

【第2回】やらなきゃ損!「+10分」で得られる健康利益

【第3回】いつでもどこでも「+10分」!

【第4回】運動せずに歩数を稼ぐコツ

【第5回】日常のちょっとした活動で健康に

【第6回】持久力向上を目指して

【第7回】筋力向上で得られるさまざまな健康利益

著者:中田由夫 (筑波大学体育系 准教授 博士 体育科学)

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2004年3月筑波大学大学院博士課程体育科学専攻修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科助手、助教、筑波大学医学医療系助教、准教授を経て現職。食事と運動を中心とした行動変容が生活習慣病の予防および改善に及ぼす影響を明らかにする研究を進めている。

【主な論文】
Nakata Y et al. Web-based intervention to promote weight-loss maintenance using anactivity monitor: A randomized controlled trial. Preventive Medicine Reports 14:100839, 2019.

【主な書籍】
江口泰正, 中田由夫(編著). 産業保健スタッフ必携 職場における身体活動・運動指導の進め方. 大修館書店, 東京, 2018.

【主な所属学会】
日本運動疫学会(理事・編集委員長)、日本健康支援学会(理事長)、日本体力医学会(評議員・編集委員)、日本疫学会(代議員)など。

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。

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