2018.06.26
ビタミン・ミネラル、食物繊維。野菜を食べて血管年齢を若々しく!
突然ですが、ご自身の血管年齢を意識したことはありますか?
厚生労働省「人口動態統計」(平成28年)によると、日本人の約4人に1人が血管事故(※1)で命を落としており、年代別にみると血管事故死亡者数は50代以上から一気に増加する傾向にあります。
厚生労働省「人口動態統計」(平成28年) ※外部サイトに遷移します
血管の老化は年齢とともに進行しますが、その進みぐあいは食生活や運動、喫煙の有無など生活習慣によって大きく左右されます。特に食生活は、血液や血管に対し良い方向にも悪い方向にも直接的に影響を及ぼす要因になりうるため、日頃から気をつけたいもの。
余分な「塩分」と「コレステロール」は、血管の敵になりやすい
血中に余分な塩分(ナトリウム)があると、適切な濃度に戻そうという生体反応が起こり、水分が欲しくなります。濃度を保つために摂取した水によって、体液(血液)が増えすぎてしまうと、結果的に血管を押し広げるため、血管を傷める原因になります。
一方、コレステロールは体内で重要な働きを担うものの、HDL/LDLバランスが崩れたりすると血管内にプラーク(コブのような塊)を作る原因になるため、血管事故のリスクを大きくしてしまいます。
血管の味方になる「ビタミン・ミネラル」と「食物繊維」
野菜や果物に含まれるカリウムには、余分なナトリウムを体外に排泄する効果があります。
ビタミンCやEは、血中コレステロールの酸化を予防する効果や、血流の改善や血管壁の修復に役立ちます。
また、野菜や果物に含まれる豊富な食物繊維には、血糖値の吸収を穏やかにする働きがあります。そのため、血糖値急上昇とインスリン過剰放出の悪循環を予防し、血管壁への負担を軽減してくれるという、嬉しい効果があります。
毎日のお食事に、野菜や果物を少しづつプラスするだけでもOK。見た目だけでなく体内も若々しく保つために、ぜひチャレンジしてみてください。
※1……心筋梗塞や脳卒中など血管のつまりや破裂などの要因で起る疾患のこと
記事提供:サンスター 健康道場
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