2018.08.24
夏バテ中に摂りたいタンパク質をパクパク食べられる手羽元の甘辛風【身体が変わる10分レシピ#49】
今週は「元気も出て、ダイエットの手助けにもなる料理」です。
今年は猛暑に次ぐ猛暑といった感じでまだまだ暑さが続きそうです。ですが、そんな時に食の手を抜いて軽いものばかり食べていると、どんどん夏バテがひどくなりがちです。
そんな時こそしっかりとした栄養補給が大事。特にタンパク質豊富な鶏肉は、身体を作るメインの栄養素の一つです。
今回は暑さに負けずに美味しく食べられる鶏の手羽元を使った料理を紹介します。
甘辛さが食欲を掻き立てる鶏料理
鶏手羽元は鶏の腕の付け根部分にあたり、肉付きが良くて食べ応えがある部分です。また、タンパク質以外にもビタミンA、ビタミンB群、カルシウム・鉄などのビタミン・ミネラル類がバランス良く含まれており、食欲が減って栄養が偏りがちな夏にぴったりです。
今回は食欲を掻き立てられるよう、ニンニクなどの香味野菜を使って甘辛風に食べてみましょう。
【材料】(2〜3人分)
・鶏手羽元 10本
・塩 少々
・こしょう 少々
・片栗粉 適量
A
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・はちみつ(なければ砂糖で代用OK) 大さじ1
・酒 大さじ1
・ニンニク(すりおろし) 大さじ1
・油 大さじ2~3程度
・レタス(細切り) 適量
・大葉(あれば) 適量
・しろごま 適量
【作り方】
1: レタスと大葉を細切りにして混ぜ合わせ、器に盛りつけておく。(大葉がない場合は省略可)
2: 手羽元は骨の両側に2~3cm程の切り込みを入れる。
切り込みを入れた手羽元に塩、こしょうをして片栗粉をたっぷりとまぶす。
3: フライパンに多めの油(大さじ2~3程度)を中火で熱し、弱火にしてから2の手羽元を入れて両面こんがりと焼く。火が高温になって油がパチパチ激しく跳ねるようになったら火を弱めるか、消してもよい。両面とも焼けたら蓋をして4~5分さらに加熱する。
4: 手羽元を焼いている間にボウルにAのタレを合わせる。
5: 火を止めたら、油跳ねに注意しながらフライパンの蓋を開ける。蓋についた水分がフライパンの油に落ちると跳ねるのでよく注意すること。火が中まで通っているか心配であれば手羽元を1本まな板に取り出して包丁で切り込みを入れ、中まで火が通っているか確認する。
6: 手羽元が熱いうちに4のタレに入れてからめる。しばらく置いておいて、味をなじませてから1の器に盛り付ける。お好みでタレをレタスや肉の上にかけると味が染みてよい。
冷蔵庫に保存して、味を染み込ませても○
手羽元は無水調理のため、2〜3日は日持ちします。
冷蔵庫にしまっておけば、タレもさらによく染み込んで、ご飯が進むこと間違いなしです。
著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する『みなとキッチン』 ※外部サイトに遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:夏バテ中に摂りたいタンパク質をパクパク食べられる手羽元の甘辛風【身体が変わる10分レシピ#49】|KenCoM