2018.01.20
寒い日のご馳走『ぶり』を低カロリーしゃぶしゃぶに!【身体が変わる!10分レシピ#20】
今回は「低脂肪・高タンパクのダイエット向け料理」です。
いよいよ寒さの厳しい季節になってまいりました。こんな時には温かい鍋料理を食べて体の芯から温まりたくなりますよね。でも豚肉や牛肉の鍋では、つい食べ過ぎてカロリーオーバーになるのが悩み。そんな時は、旬の『ぶり』をしゃぶしゃぶにしてはいかがでしょうか。
ぶりは抗酸化作用の強いビタミンEやセレンが豊富に含まれている他、DHAやEPAも多く含まれている健康食材。これらの成分が脳の若々しさを保ち、動脈硬化などの生活習慣病予防にも一役買いますよ。
そんな良質なたんぱく源でもあるぶりですが、脂がのっているのでカロリーは少し高くなりがち。しかし、しゃぶしゃぶにすることで、ぶりの脂を程よく落としてカロリーもカットできます。
たっぷりの野菜と一緒に食べれば、美味しい上、バランスの良いメニューになりますよ。
冬の王様『ぶり』を鍋で味わう
今回のぶりは、刺身用のさくを使用します。もし安く手に入らない場合は、半分をぶりにして、残りの半分は鶏ささみ肉にしても美味しく食べられますよ。
他にもお好みの野菜や、冷蔵庫に眠っている野菜など、なんでも薄切りにして加えても構いません。ぜひアレンジしてみてください。
【材料】(2〜3人分)
・ぶり(刺身用) 1さく(200g程度)
・鶏ささみ肉(お好みで) 2〜3本
・大根 6~7cm
・にんじん 小1本
・長ねぎ 1〜2本
・春菊(あれば)1/2袋程度
・きのこ類(あれば) 適量
A
・ポン酢 適量
・すりごま 適量
・砂糖 適量
【作り方】
1: 鍋に半分くらい水をはり、昆布を入れてひたしておく。
2: 大根とにんじんは皮をむいて薄切りにする。長ねぎは斜め切りにする。きのこ類は石づきを取ってから1口大にほぐし、春菊も1口大に切る。
3: ぶりはできるだけ斜め薄切りに切り、お皿の中心から、らせん状に並べるようにするときれいに盛り付けられる(普段の食事用であれば、ただ皿にならべるだけでも十分です)。鶏ささみ肉を入れる場合はすじを除いて、斜めそぎ切りにする。
4: 野菜の1/3量を鍋に入れて火にかけ、沸いたら昆布を取り出す。
5: つけダレの材料Aを全て入れて混ぜ合わせる。量はお好みだが、すりごまはたっぷり、砂糖も甘みを感じるくらいしっかり入れると美味しいタレになる。
6: ぶりは表面の色が変わる程度にさっとお湯にくぐらせて、タレにつけていただく。鶏ささみを入れる場合は、中まで火が通るまでしっかり湯に潜らせてからタレにつけていただくと美味しい。
季節にあった魚に変えれば、1年中楽しめる
ちょうど1月ですので、お正月に余ったお餅を薄切りにして入れたり、〆にうどんや中華麺をいれても美味しいです。
季節によっては鯛、サーモンなどの刺身に変えたり、帆立などでもおいしく召し上がれますよ。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する料理教室『みなとキッチン』 ※外部サイトに遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:寒い日のご馳走『ぶり』を低カロリーしゃぶしゃぶに!【身体が変わる!10分レシピ#20】│KenCoM