2018.01.07
パーティで大活躍!彩り野菜と海老とバーニャカウダ風ソースの天板焼き【身体が変わる!10分レシピ#18】
今回は「パーティーにも使えるヘルシー料理」です。
年末年始は人が集まる機会が多いものです。ですが、集まりを主宰する方にとって悩ましいのがテーブルを彩るお料理。みんなが喜びそうな、華やかで美味しい料理を作りたい。しかもなるべく失敗が少なく、できるだけ簡単なもの……。
そう考えながら、料理本やネットであれこれメニューを探すことも多いかと思います。
そんな悩ましいパーティ料理に最適なのが天板焼き。簡単に作れる上に、失敗知らず。しかもボリューム満点なので、たくさんのお客がいても安心です。
早速作ってみましょう。
パーティのメイン料理として華やかに
調理といっても、今回はとても簡単。いろんな野菜とエビ、鶏肉を一緒に天板に並べ、その上にバーニャカウダ風ソースをのせて、オーブンで40分程度焼くだけです。
メインとなるバーニャカウダ風ソースは、家に常備しやすいツナ缶で作ります。ただ材料を入れて混ぜるだけなのも気が楽になりますよね。
手間が少ないのに、ソース付きの豪華なメイン料理になります。お正月や新年会のパーティにぜひ試してみてください。
【材料】(4人分)
・海老 4尾
・鶏もも肉 2枚
・鮭 2尾
・ナス 2本
・しいたけ 6個
・スナップエンドウ 10個
・レンコン 1節
・紫芋(さつまいもでもOK) 中1本
・レッドオニオン(玉ねぎでもOK) 1個
・パプリカ(赤) 1個
・パクチー(パセリなどでもOK) 適量
・塩 適量
A
・にんにく(みじん切り・すりおろしでもOK) 1片
・ツナ(油のみ。身は天板でオーブン焼きに) 1缶
・塩 小さじ1
・牛乳 大さじ2
【作り方】
1: スナップエンドウはすじを取る。鶏もも肉と鮭、他の野菜は全て1口大に切る。レンコンは輪切りにした方が見た目が華やかになる。芋は1番火が通りにくいので、1cm程度の輪切りに。にんにくはみじん切りにする。
2: えびは背わたを爪楊枝などでとってから、水で洗う。
3: オーブンを200℃に温め始める。天板の中央に3のソースを置き、えび以外の食材を天板に並べていく。野菜を先に並べ、その野菜の間に挟むようにして鶏もも肉や鮭を並べる。ツナの身を全体へ散らしたら、塩を全体にふる(特に鶏もも肉にはしっかりと)。
4: ココットなどの耐熱容器(小さめのお茶碗でもOK)にAの材料を合せる。みじん切りにしたにんにく、ツナ缶の油、塩、牛乳を入れて混ぜ合わせる。ツナの身はほぐして少々加えても美味しい(入れすぎるとソースの滑らかさがなくなるので注意)。
5: 200℃のオーブンで35~40分焼く。
残り10分になったら、一旦オーブンを開けて海老をトングか菜箸で入れ、残りの時間で焼く。時間が来たら、芋に串を刺して火が通っているか確かめる。固いようであれば、あと5~10分焼いてみてもよい。
6: 食卓に天板のまま出し、上にパクチーをちらしてソースにスプーンを添える。
のせる食材を変えればバリエーション豊かに
野菜はレシピ通りでなく、冷蔵庫にあるもの、手に入りやすいもので大丈夫です。出来れば、トロトロで甘く美味しくなる玉ねぎや、ほくほくで美味しいじゃがいも、またはさつまいもなどをいれると美味しくなりますよ。
我が家では鶏肉が定番ですが、サイコロ状に切った豚肉や牛肉、骨付き肉やソーセージなどを入れても美味しいですよ。おせち料理で余った数の子やかまぼこなんかも一緒に焼くと、また違った味で楽しめます。
食べ終わった後に、天板に残るプルっとした汁は、美味しいスープのもとになるので、スプーンで集めておきましょう。タッパーに入れておけば2〜3日は日持ちします。
これを水に溶かして塩を足すだけで美味しいスープの出来上がり。余った野菜も加えれば、それだけで一品完成します。カレーにしてもOKですよ。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:パーティで大活躍!彩り野菜と海老とバーニャカウダ風ソースの天板焼き|KenCoM