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2023.07.30

スマートな食べ方講座 – その5 「食習慣でスマート」


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「何をどのくらい食べるか」はとても大切。でも、食べ方や食べるタイミングによっても、からだの反応は違ってます。

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まず、よく噛んで食べましょう。食事のスピードがゆっくりになる分、糖質の消化吸収もゆっくりです。満腹感が高まり、食べ過ぎが抑えられるのもいいところ。よく噛むと、インスリンの適切な分泌を促すホルモンや、食べ過ぎを抑えるホルモンが消化管から出てくるという研究報告もあります。

食事を抜いたり、夜遅く食べるのは高血糖を招く要因です。食事を抜くと、次の食事で血糖値が上がりやすくなります(グラフ)。また、食べたものが勝手に熱エネルギーとなって発散される「食事誘発性熱産生」の1日の総量が、少なくなってしまいます。つまりエネルギー消費量が低下します。

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寝不足や夜食は禁物

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からだには「時計遺伝子」というものが備わっていて、1日の中での体温や血圧、ホルモン分泌などの増減をコントロールしていますが、不規則な生活をすると、この時計遺伝子に異変が生じます。

寝起きする時刻がバラバラだったり、睡眠不足が続くと、それだけで血糖値が高くなり、エネルギー代謝の悪い、太りやすいからだになることが確認されています。

また、夜遅くに食事をすると、肝臓にある時計遺伝子が乱れてしまい、太りやすくなることも、動物試験で確かめられています。

参考: 関野由香 他、日本栄養・食糧学会誌、63、3、101-106、2010
Buxton OM et al., Sci Transl Med, 4, 129ra43, 2012
Yamajuku D et al., Sci Rep, 2, 439, 2012

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、「世界中の誰もが、自然に健康になれる社会を創る」をモットーに、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供しています。

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からだにとって大切なエネルギー源である糖質ですが、必要以上にとり過ぎてしまうことから起こる肥満や糖尿病が、現在問題視されています。
そのなかで、糖質に関しては、糖質制限という考え方や、糖質を控えた商品など、さまざまな情報が私たちの生活にあふれています。
「糖質.jp」は、私たちのからだや健康に深く関係がある「糖質」についての正しい情報や最新の研究結果などを、わかりやすく伝える場や意見交換を行える場を提供したいという考えから生まれました。
当サイトでは、専門家の方々のご協力のもと、健康な生活に貢献するべく、糖質に関する正確で有用な情報の提供や幅広いコミュニケーションの実現を目指し、様々な活動を行っていきたいと思います。

【合わせて読みたい】

スマートな食べ方講座 – その4 「食べる順でスマート」

スマートな食べ方講座 – その3 「お酒と間食もスマート」

スマートな食べ方講座 – その2 「食事バランスでスマート」

提供元:糖質.jp|リンクアンドコミュニケーション

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