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2023.03.07

【特集】日中に眠くなるこの季節、今こそ睡眠の質を見直しませんか?


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古来より「春眠暁を覚えず」とはよく言ったものですが、日中眠くなってしまうのは、困りもの。春は、環境の変化があったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすい時期、また激しい寒暖差のために自律神経が乱れ、睡眠のリズムが整いにくい季節でもあります。
こんな時こそ、質の良い睡眠について、改めて見直してみませんか?
「睡眠」は時間の長さよりも質が大切という考えは、近年定着しつつあるかと思います。これからは、さらに一歩先へ進んで、就寝前の読書などで、潜在意識に働きかけをし、スーパーポジティブな自分を作り上げていってみるのはいかがでしょうか?
今回は、睡眠の質にまつわるポイントをまとめてみました。

「いつも眠い・眠れない」は漢方的ケアでスッキリ|「肝」に集まる「血」のめぐりが睡眠の質を決める

春眠暁を覚えず、の季節です。

治療院には睡眠に関する悩みをお持ちの患者さんが数多く来院されます。特に春先は、「寝ても寝ても眠い」というご相談が増えます。漢方における理想の睡眠とは、「日中に体をほどよく使うことで、夜は自然と眠りにつく」というもので、冬以外は日の出の前に起床します。

江戸時代の儒学者である貝原益軒は著書の『養生訓(巻第一の28)』で、「睡眠欲は食欲、性欲と同様にむさぼってはならず、抑えるべき欲である」と語っています。そして「睡眠を少なくすることが養生の道であることは、多くの人は知らない」と述べ、その理由を「ねぶり(睡眠)を少なくすれば無病になり、元気がめぐる。ねぶりが多ければ、元気がめぐらずして、病となる」としています。

「睡眠時間は長いほどよい」は間違い

ところが、意外と「連続して8時間ぐらい寝られないと不眠」と思っている患者さんは多く、睡眠時間は長ければ長いほどよいと考えている人もいます。

人はそれぞれ睡眠時間が異なり、8時間以上必要な人もいれば、3〜4時間で足りてしまう人もいます。3時間の睡眠でも翌日元気に過ごせれば問題ありませんし、10時間寝ても満足感がなく、翌日の仕事や学業に支障があれば睡眠障害の可能性があります。

では、なぜいくら寝ても眠いのでしょうか。それは睡眠の質が悪いからです。そこで睡眠の質を下げる要因を以下に挙げてみました。当てはまるものが1つでもあれば要注意です。

気になる「睡眠の質を下げる要因」は、こちらから

海外で実証、「寝る前読書」のリラックス睡眠効果|適切な本を選べば68%ものストレス軽減

厚生労働省の調べによると、全人口の5人に1人、2500万人以上の方が「不眠症」で悩んでいるとのことです。厚生労働省のe - ヘルスネットには「不眠症は国民病」とまで掲載されています。本稿では、『3分読むだけでグッスリ眠れる本』(弥永英晃著)より一部抜粋・編集のうえ、スムーズに入眠する技法の科学的根拠をご紹介します。

3分読むだけでグッスリ眠れる本 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

潜在意識がパワフルなわけ

意識と潜在意識の割合は1:9なので、圧倒的に力の差があります。つまり、意図的に潜在意識にアクセスすることができれば、そこに働きかけることでグッスリ眠ることができるのです。

そこで必要になるのが「イメージの力」です。

「イメージがどうして潜在意識にアクセスするのか?」

気になる続きは、こちらから

私たちはなぜ眠る?日本人に足りない眠りの効能|質の高い睡眠は究極のアンチエイジングである

母親のアルツハイマー闘病生活をきっかけに健康や脳のはたらきについて学び、ニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった『Genius foods』(未邦訳)の著者であるマックス・ルガヴェア氏が、このたび健康的な生活を送るための実践的なガイドブックとして『ジーニアス・ライフ』を上梓しました。

食生活のみならず、エクササイズや自然との関わりなど生活全般についてまとめられた本書から、今回は高まるストレスと不安を緩和させ、心の健康を手に入れるための睡眠について、一部を抜粋してお届けします。

『ジーニアス・ライフ』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

睡眠不足で一気に加齢する脳

「ジーニアス・ライフ」では、「睡眠は血圧と血糖値を下げ、ホルモンを調節し、代謝を促し、からだを強くしてくれる。究極のアンチエイジングであり、とりわけ脳を若々しく保ってくれる。注意力を高め、情報を受け取り、保存する力も向上する。」とあります。
逆に、睡眠不足になると、その反対のことが起きてしまうとのこと。睡眠時間が慢性的に4時間未満の人は、認知能力の脳年齢が一気に8歳も進んでしまうといっています。

睡眠時間が減ると血糖値が高くなる理由はこちらから

睡眠の質が低い人が知らない「腸」の重要な役割|便秘や下痢のときに腸はどうなっているのか

リモートワークの増加で生活が不規則になるなどの影響で、睡眠の悩みを抱えている人は少なくありません。そうした中で、睡眠の質を左右するものとして近年注目されているのが腸です。「ウンチ博士」として知られる辨野義己氏が、睡眠と腸の関係を解説した書籍『最高の睡眠は腸活で手に入る』より一部抜粋してお届けします。

『最高の睡眠は腸活で手に入る』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

睡眠と腸内環境との関係

睡眠時間には個人差があり、私のように平均より短くても熟睡感を得られる、いわゆる「ショートスリーパー」もいます。一定の睡眠時間は「量」として必要ですが、すんなりと寝つくことができ、途中で目覚めることがなく、すっきりと起きられる、こうした睡眠の「質」がとても大事です。

ところが最近は、不安や心配事を抱えたり、コロナ禍でリモートワークが増えて生活時間が不規則になるなど、睡眠の質を落とす人が増えているようです。

そのため自然な眠りに誘われるような心身のケアや寝室の環境整備など、睡眠対策への関心が高まっているようです。

さらにわかってきた「睡眠と腸内環境との関係」について、詳しくはこちらから

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いかがでしたでしょうか?

質の高い睡眠を心がけると、食事や運動にも注意点が出てくるもの。
情報の質も上げていって、健康な毎日を送りましょう♪

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