2020.04.03
清明(せいめい)/新しいものごとが始まる季節、胃腸をいたわる生活を
下痢・便秘・過食に要注意
清明は4月5日~4月19日、清らかで明るい日差しが続くことで、草木が本格的に芽吹き始める時期です。新生活や新学期など、さまざまなことが「芽吹く」時期といえるでしょう。それにともなってイベントごとが重なり、心身ともに疲れが目立ち始めます。
初めは期待と不安に胸を膨らましていても、初めてのことばかりで心もからだも緊張し、疲れやストレスを感じます。その結果、胃腸の調子をくずし、長引けば下痢や便秘を繰り返すなど、過敏性腸症候群の症状が現われます。その逆に、急激に食欲が増すことで過食になり、太りやすいのもこの時期の特徴です。日ごろから腸内の調子を整え、食べすぎには気をつけて、からだを動かすことを心がけましょう。
清明は4月5日~4月19日、清らかで明るい日差しが続くことで、草木が本格的に芽吹き始める時期です。新生活や新学期など、さまざまなことが「芽吹く」時期といえるでしょう。それにともなってイベントごとが重なり、心身ともに疲れが目立ち始めます。
初めは期待と不安に胸を膨らましていても、初めてのことばかりで心もからだも緊張し、疲れやストレスを感じます。その結果、胃腸の調子をくずし、長引けば下痢や便秘を繰り返すなど、過敏性腸症候群の症状が現われます。その逆に、急激に食欲が増すことで過食になり、太りやすいのもこの時期の特徴です。日ごろから腸内の調子を整え、食べすぎには気をつけて、からだを動かすことを心がけましょう。
清明は4月5日~4月19日、清らかで明るい日差しが続くことで、草木が本格的に芽吹き始める時期です。新生活や新学期など、さまざまなことが「芽吹く」時期といえるでしょう。それにともなってイベントごとが重なり、心身ともに疲れが目立ち始めます。
初めは期待と不安に胸を膨らましていても、初めてのことばかりで心もからだも緊張し、疲れやストレスを感じます。その結果、胃腸の調子をくずし、長引けば下痢や便秘を繰り返すなど、過敏性腸症候群の症状が現われます。その逆に、急激に食欲が増すことで過食になり、太りやすいのもこの時期の特徴です。日ごろから腸内の調子を整え、食べすぎには気をつけて、からだを動かすことを心がけましょう。
香りや音、入浴で、質のよい睡眠を
この季節で大切なことは、緊張を解き放ち、規則正しい生活を送ることです。ストレスを解消するために、ゆったりとしたテンポの音楽を聴いたり、ラベンダーなど心を落ち着かせる香りを習慣に。また、睡眠はからだの疲れを取る最も効果的な方法です。寝る1〜2時間前にお風呂に浸かって体温を上げ、からだをリラックスさせるとともに眠りやすい状態をつくりましょう。
この季節に効果的な食材は「鶏肉」です。鶏肉は東洋医学で春を表わす「肝」に属する食材で、からだを補う作用があり、滋養強壮にも効果があるといわれています。また脂肪分も少なく、ダイエットにも最適な食材です。
神門(しんもん)のツボで気持ちを落ち着けて
一方、清明を乗りきるためのおすすめのツボとして、「神門(しんもん)」があります。神門は、耳上部のY字型軟骨の間にあり、気持ちを落ち着け、安心させてくれる効果があります。また、神門はダイエット効果もあることから耳ツボダイエットでもよく用いられるツボです。5〜10秒ここちのよい程度に圧迫してみましょう。車でも一定速度の走行は燃費がいいように、人も規則正しい生活がストレスや疲れを減らすことにつながります。
伊藤和憲(いとうかずのり)
鍼灸師・明治国際医療大学教授・鍼灸学部長・鍼灸臨床部長
1972年生まれ。鍼灸学博士。全日本鍼灸学会理事。明治国際医療大学鍼灸学部教授。明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科教授、同大学大学院研究科長。2012年~2014年、厚生労働省科学研究費助成事業 地域医療基盤開発推進事業「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」, 2014年~2015年同研究助成事業「鍼灸における慢性疼痛患者の治療方針ならびに医師との連携に関するガイドライン」の研究班班長を務める。また、2016年より過疎化対策の一環として京都府南丹市にて養生の体験教室「MIYAMA 森の湯治場」、さらには奈良県宇陀郡曽爾村の美人プロジェクトを監修。明治国際医療大学附属鍼灸センター長を務め、「はり・きゅう」の治療に当たるとともに、慢性痛患者のためにセルフケアを指導している。
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提供元:清明(せいめい)/新しいものごとが始まる季節、胃腸をいたわる生活を|ワコール ボディブック