2018.08.31
暑い日もしっかり栄養!480kcalの冷や汁かけ丼【男の和ごはん・丼物編#11】
記録的な暑さが続いていて食欲もなくなりがち。ついつい口当たりの良いもので済ませてしまいますが、きちんと栄養面も考えていきたいですよね。今月の500kcal以下のl簡単ヘルシー満足丼は、暑い時期にも食べやすく、かつしっかりと栄養もとれる丼レシピをご紹介していきます。
何百年も前から食べられていた冷や汁
最近では全国でも知名度が上がった冷や汁ですが、実は鎌倉時代の文献にも記載が見られるほど歴史のある料理です。しかしその後全国に広がり、各地でそれぞれの発展を遂げていきます。その中でも有名なのが宮崎の冷や汁ではないでしょうか。
簡単に言ってしまうと、ごはんに冷やした味噌汁をぶっかけて食べる料理ですが、具材に魚が入っていることや、ひと手間加えることでより美味しい料理に仕上がります。
冷や汁かけ丼:約480kcal
【材料】(2人分)
・あじの干物 1枚
・絹ごし豆腐 1/2丁
・きゅうり 1/2本
・トマト 1/2コ
・青じそ 4枚
・みょうが 2本
・出汁 400cc
・麦味噌(ふつうの味噌でも) 大さじ2
・白すりごま 大さじ2
・ごはん 2膳分
【作り方】(料理時間 約15分)
1:豆腐はキッチンペーパーで包んで水切りをする。
あじの干物は焼いて身をほぐしておく。きゅうりは小口切りにして、塩ひとつまみ(分量外)を振って全体になじませ5分ほどおいて水気を切る。トマトはくし切りにする。青じそとみょうがは千切りにする。
2:ボウルに味噌と白すりごまを入れ、出汁を少しずつ加えて味噌を溶かす。
トースターやグリルがあれば、アルミホイルに味噌を乗せて軽く焦げ目がつくまで焼いてから加えるとより香ばしさが増します。
豆腐を手で崩すか食べやすい大きさに切って加え、あじ、きゅうり、青じそ、みょうがを加える。
3:丼にごはんを盛り、2をかけてトマトを添える。
一般的なレシピでは、冷や汁を冷蔵庫で冷やしてからごはんにかけて食べますが、あまり胃腸を冷やしすぎると逆に負担になってしまいますので、常温でそのまま食べるのがオススメです。
トマト、きゅうり、なすなど、夏はぶらさがって成る野菜が多く、こういった野菜は体のほてりを冷ましてくれる作用があると言われています。
また、青じそ、みょうがなどの薬味をたっぷり加えてあげると食欲が刺激されます。この時期はぜひ冷蔵庫に常備しておいて、いろんな料理に活用しましょう。
著者プロフィール
■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。
オフィシャルブログ: 「カラダヨロコブログ」 ※外部サイトに遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:暑い日もしっかり栄養!480kcalの冷や汁かけ丼【男の和ごはん・丼物編#11】|KenCoM