2023.06.13
スマートな食べ方講座 – その1 「食材選びでスマート」
糖質を考えた食材選び
ジャンル別1位は穀類。意外に糖質リッチなものもあり?
糖質は「甘いもの」だけじゃない!で紹介したように、食べて甘く感じるものや穀類、いも類に多く含まれていると考えていいでしょう。主な食品について、1食分当たりに含まれる糖質量を、ジャンル別の表にまとめました。
糖質は「甘いもの」だけじゃない! ※外部サイトに遷移します
全般的に糖質を多く含む食品
穀類
こんにゃく以外のいも類
糖質が多めのものもあれば少なめのものもある食品
豆類
種実類
果実類
調味料
嗜好飲料(酒、ジュース、茶など)
糖類少なめだけど、一部に例外のある食品
野菜類
全般に糖質少なめの食品
きのこ類
海藻類
魚介類
肉類
卵類
乳類
油脂類
やはり、1食で食べる量の多い穀類が、主な糖質源になっていることが分かります。また、同じジャンルの食べ物でも、含まれる糖質量が何倍も違っていたりするんですね。例えば種実類では、くるみ3個(18g)には0.8gしか入っていないけれど、ぎんなん10個(20g)には7.3g。果物では、アボカド2分の1個(60g)の0.5gに対し、バナナ1本(80g)は17.1gとか。
よく食べるものの糖質量をチェックしておきましょう。知りたいものが表になかったら、文部科学省の食品成分データベースで調べられます。各食品の栄養成分について100g当たりの含有量が一覧できます。炭水化物量から食物繊維量を引いたものが糖質量です。
文部科学省の食品成分データベース ※外部サイトに遷移します
参考:五訂増補日本食品標準成分表
お断り:表中の1食分の分量は、五訂増補日本食品標準成分表を参考に当サイト編集部で判断しました。
あくまでも目安とお考えください。
記事提供:リンクアンドコミュニケーション
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