2022.12.08
この冬はウイルス感染症に負けない体力づくり!
乾燥する冬は、特に新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染に注意が必要です。手洗い・うがい、アルコール消毒はもちろん、日頃から運動を心掛け体力をつけて、免疫力を上げておかないと!ということで、今回は、ウイルス感染症に負けない体づくりをご紹介します。
運動不足は体力の低下につながり、肥満や生活習慣病の原因になります。適度な運動、体を動かすことは、生活習慣の改善が期待できます。早速、軽い運動から始めてみましょう。
免疫力を高める運動とは?
体の機能を高め、感染症や発がんの予防につながる運動として、基礎代謝を上げるウォーキングや軽いジョギングは、体の中のさまざまな機能を高めるのでおすすめです。家の廊下やリビングを歩く、階段の昇降だけでも運動不足解消になりますよ。健康増進法に基づいて策定された基本方針「健康日本21(第二次)」では、日常生活の歩数目標値は男性9,200歩、女性8,300歩が理想的だそうです。
「そんなに歩けない!」と思われるかもしれませんが、家事をしていると自然と歩いているものなのです。1000歩を約10分で歩くと考えると、1日8500歩はあっという間のはず。
お買い物に出かける際は徒歩に変えて、家の中でもなるべく歩くようにすれば、意外に早く目標達成に近づくかもしれませんね。
激しい運動やトレーニングは効果なし⁉
ここで注意したいのが、ウォーキングよりも激しい運動やトレーニングのほうが効果あるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、実は一時的に免疫機能に関わるNK細胞やT細胞の機能が低下することがわかっていて、効果は思ったより期待できないかも。また、激しい運動はそれだけでストレスになる可能性があり、免疫低下につながるので注意が必要です。無理のない範囲で軽い運動を日常の中で続けていくほうが効果的とされています。
寒い日の運動にはダイエット効果も‼
冬は夏より気温が低いので、体は体温を上げようと基礎代謝による消費カロリーが大きくなります。ということは、ダイエットをするならば、冬のほうが効果的ということですね。寒さの中のウォーキングにはメリットがあると意識しつつ、免疫力を上げながらスリムな体型も手に入れましょう。
参考文献
公益財団法人長寿科学振興財団 免疫系の老化 ※外部サイトに遷移します
健康日本21(身体活動・運動 ) ※外部サイトに遷移します
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記事提供:リンクアンドコミュニケーション
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