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2020.07.22

生活習慣病の予防や治療に取り組む人をサポート!「生活習慣病重症化予防プログラムShip」ってどんなサービス?


不健康な生活習慣の積み重ねがもたらす「生活習慣病」。生活習慣病の予防、重症化予防に大切なのは不健康な生活習慣を改善させることですが、医療保険の利用も選択肢のひとつになります。

「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」では、入院・手術への備えに加え、生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・高血糖症)の投薬治療に備えられるオプション(特約)が用意されており、この特約を付加すると「生活習慣病サポートサービス」(運営:株式会社PREVENT)が利用可能に。このサポートサービスのうち、生活習慣病の「重症化予防」に役立つ「生活習慣病重症化予防プログラムShip」とはどんなプログラムなのか、ご紹介していきます。

「生活習慣病」ってどうして怖いの?

「生活習慣病」は、その名のとおり、生活習慣が原因で発症する疾患のこと。偏った食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレス……。好ましくない習慣や環境が積み重なることで、生活習慣病の予備群となり、その代表的な疾患である「高血圧症」「脂質異常症」「高血糖症(糖尿病)」の症状が出るリスクがあります。

これらの総患者数は年々増加傾向にあり、予備群を含めた割合は、高血圧症は4人に1人、脂質異常症は6人に1人、糖尿病は7人に1人と考えられており、国民病と言わざるをえません(※1)。

これらの疾患は、自覚症状がない場合がほとんど。気づかぬうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていき、放っておくと心筋梗塞などの心疾患や脳卒中などの脳血管疾患といった命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすこともあります。

(※1)厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査(20歳以上対象)」

生活習慣病の「重症化予防」に役立つ! 医療保険「健康のお守り」

生活習慣病の代表格である「高血圧症」「脂質異常症」「高血糖症(糖尿病)」といった疾患は、「中高年になってから気を付ければいいのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、日常の延長線上で発症してしまうものだからこそ、若い世代でも健康的な生活を心がけ、予防するべきものといえます。

これらの生活習慣病の予防や重症化を防ぐには、「バランスの良い食事をとる」「適度な運動をする」など、乱れた生活習慣を改善することが特に大切。加えて、「健康をサポートする医療保険 健康のお守り(医療保険〈MI-01〉)」を利用するという選択肢もあります。新設された「医療用健康回復支援給付特約(特定投薬治療給付型)」を付加すれば、医療保険として入院と手術に備えられることに加え、「高血圧症」「脂質異常症」「高血糖症」のいずれかの治療を目的とする「投薬」の治療を受けると、「健康回復支援給付金」を受け取れるしくみです。

この特約では、生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・高血糖症)の治療を保障するほかに、もしなってしまったとしても「重症化しないための予防サービス」として、「生活習慣病重症化予防プログラムShip」を利用できることが大きな特徴です。

「生活習慣病重症化予防プログラムShip」とは?プログラムの流れを解説

生活習慣病の重症化を予防する「Ship」はどんなプログラムなのか、プログラムの流れを通して解説しましょう。

「Ship」は、名古屋大学医学部発の企業PREVENT社が開発し、高血圧症・脂質異常症・糖尿病に特化した2カ月間のプログラム。生活習慣病管理のため医療機関へ通院中の方を対象に、生活習慣病の重症化を予防するために、運動や食生活改善を中心とした健康づくりを、アプリでのチャット相談と電話面談を中心に支援します。

健康づくりのアドバイスを行うのは、看護師や保健師などの「医療専門職」。マンツーマン対応で質の高い指導を受けることができます。通院(医療)に加えて「Ship」を利用することにより、治療をサポートし、「重症化させないこと」を目的としたプログラムです。

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プログラムの流れ/STEP(1)健康づくりチェック

2カ月間で行う3回の電話面談のうち、初回の電話で、届いた教材を見ながら、生活習慣病についての基礎知識のレクチャーのほか、現在の状況をヒアリングし、生活習慣に基づいたアドバイスをしてもらいます。

歩数や体重、血圧、食事内容(写真で投稿可能)などのうち、必要な記録をアプリの「ライフログ」に記録していきます。ライフログに記録したデータはグラフで「見える化」されるので、日々の変化が一目でわかります。

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プログラムの流れ/STEP(2)健康づくりプラン提示

電話面談でのヒアリングやライフログに記録された生活習慣をもとに、健康づくりの課題を抽出し、一人ひとりの健康状態や生活環境に合わせて、医療専門職が最適な健康づくりのアドバイスを行います。

初回面談の約2週間後にアプリ内のチャットに今後のアドバイスが届き、2回目の電話面談(初回電話から約1カ月後)では、記録された生活習慣から具体的な改善方法を指導し、その後1カ月間の目標を決定します。

プログラムの流れ/STEP(3)健康づくりサポート

健康づくりプランの実施状況や健康状態を確認しながら電話面談の前後はチャットにて、随時、医療専門職からアドバイスがもらえます。

3回目の電話面談時に、1カ月間の生活習慣の改善の振り返りや今後のアドバイスをもらい、プログラムは終了します。

きめ細かい指導はマンツーマンだからこそ! ~実際どんなアドバイスがもらえる?~

医療機関で疾病管理指導に従事していた専門職から、質の高い指導がマンツーマンで受けられることが特徴の「Ship」。実際にどのようなアドバイスをもらえるのでしょうか。

例えば、50歳で高血圧症と脂質異常症の治療中のAさん。主治医からの指示でダイエットや食事療法を行っていたものの継続せず、とくに食欲が強く食事量を抑えることができないことを相談しました。

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医療専門職からAさんへのお願いとして、まずは生活習慣の記録からスタート。毎日の体重の変化やウェアラブル端末を使用しての活動量トラッキング(「Ship」でウェアラブル端末を利用する場合は購入が必要)、写真の投稿による食事の記録を行いました。

そこでわかった課題は「土日の活動量の低さ」と「食物繊維の摂取量の少なさ」。解決策として「毎週末のウォーキング」「野菜の摂取量を増やすこと」を提案されました。

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一口に「生活習慣」の改善と言っても、運動から実施すべき人、食事の改善を優先すべき人……と各々でその方法は異なります。実際、いざ「生活習慣を変えよう!」と思っても、自分は何をすべきか、何から始めるべきか迷う人は多いのではないでしょうか。各々の実際の生活習慣による個別アドバイスを受けられるので、「自分は何をすればいいのか?」具体的な方法がわかり、自分の生活に落とし込める点が最大のポイントです。

「学習コンテンツ」の配信も生活習慣改善の後押しに

医療専門職のマンツーマン指導のほかに、教材を通して生活習慣改善のコツや理解を深めることもできます。

例えば血圧の高い利用者向けに「健康づくりで血管をメンテナンスしよう」といった読み物をアプリに配信。指導者である医療専門職が、利用者本人の健康づくりの実施状況に合わせ、情報をセレクションしたうえで、その人のフェーズに合ったコンテンツを配信してくれます。

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まとめ

この2カ月のプログラムでは、利用者の健康づくりスタートのきっかけづくり、実行するまでの支援を行います。2カ月で生活習慣病の基礎知識の習得と、生活習慣の改善を覚えて習慣化するところまでを支援してくれます。

2カ月のプログラムが終了した後も引き続きサポートを続けてほしいという場合は、

・チャットでの相談を継続して受けられるコース
・チャット相談以外に、月1回の面談があるコース
2つのコースで継続が可能です(どちらも有料)。

自分一人で生活習慣を改善するのは難しいものですが、医療専門職からの電話やチャットでのコミュニケーション、マンツーマンでのアドバイスがあれば、安心感もあり、自分が何をすべきか明確になることで生活習慣病の重症化を予防することにつながります。「Ship」のプログラムでは、伴走してくれる人がいるので安心して行動に移すことができるでしょう。

医療保険の保障も「ただ給付金を受けるだけ」の時代から、契約者が積極的に「利用できるサービスを活用」する時代に変わりつつあります。アプリやオンラインサービス技術の向上で、これからさらに、保険と健康をつなぐ新しいサービスが登場しそうです。今後も新しい保険サービス時代に要注目です。

※このご案内は概要を説明しています。「健康をサポートする医療保険健康のお守り」の詳細につきましては、「パンフレット」「ご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)」「ご契約のしおり・約款」を必ずご覧ください。ご契約をお引受けできない場合や保障内容を制限させていただく場合があります。
※生活習慣病重症化予防サービスについて
・記載のサービス内容は令和4年5月現在のものです。
・記載のサービスは予告なく変更・終了する場合がございます。

引受保険会社・お問い合わせ先

SOMPOひまわり生命保険株式会社

HL-P-B1-22-00124(使用期限:2024.4.30)

※お問い合わせについてはこちら

※資料請求についてはこちら

記事監修:萩原 悠太(はぎわら ゆうた)

株式会社PREVENT

HP:https://prevent.co.jp/ ※外部サイトに遷移します

執筆者プロフィール:酒井 富士子(さかい ふじこ)

経済ジャーナリスト。(株)回遊舎代表取締役。 日経ホーム出版社(現日経BP社)入社後、「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長を歴任。その後リクルートに入社。「あるじゃん」「赤すぐ」(赤ちゃんのためにすぐ使う本)副編集長を経て、2003年から経済ジャーナリストとして金融を中心に活動。近著に「60代の得する『働き方』ガイド」(近代セールス社)などがある。

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