2020.06.24
梅雨どきのむくみは食事で乗り切る!
雨や湿度の高い日が続くようになりました。洗濯物は乾きにくいし、外で運動もできない…。さらに、からだの水分が排泄されにくいのでむくみの原因に。そこにきて、蒸し暑いからとエアコンを入れると、からだが冷えて代謝が落ち、どんどんむくんできます。
梅雨の時期は気分も晴れないので、自律神経に負担がかかり、ホルモンバランスも崩れてしまいがちです。そんなことにならないためにも、毎日の食事に注意しましょう。まず、冷たいものは極力とらないようにし、ダラダラと食べることもやめましょう。ダラダラ食べは食べすぎにつながり、塩分や水分を無意識にとってしまいかねません。
むくむ原因には、水分だけでなく食事の塩分も大きく関係します。塩分を多くとると、からだの塩分濃度を薄めようと、体内に水分をため込むようになるためです。心がけとしては、塩分の高いラーメンはスープを飲まない。ハムやソーセージ、練り製品なども塩分を多く含むので控えましょう。ドレッシングのたっぷりかかったサラダも意外と落とし穴。外食ではドレッシングは別皿でオーダーして、量を少なくかけて食べるなどの工夫を。
むくみ対策として積極的にとりたいものは、利尿作用のあるカリウムやサポニン、ビタミンEなどを含む食材です。カリウムは、パセリ・切干し大根・豆類などにも含まれます。むくみが気になる方には、パセリと水戻しした切り干し大根を刻んで、ひきわり納豆を入れた卵焼きがおすすめです。
じめじめした季節を上手に乗り切って、すっきりボディで夏を迎えましょう!
堀知佐子(ほり・ちさこ)
管理栄養士・食生活アドバイザー・アンチエイジング料理スペシャリスト。レストラン「Le Rire(ル・リール)」シェフ。京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。2008年アンチエイジングをコンセプトとしたレストランを開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。
堀さんの記事はこちら
堀 知佐子の「美をつくる食卓」 ※外部サイトに遷移します
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。
【あわせて読みたい】※外部サイトに遷移します
提供元:梅雨どきのむくみは食事で乗り切る!|ワコール ボディブック