2018.11.23
甘辛さが癖になる!さつま芋と豚そぼろの甘辛煮【身体が変わる10分レシピ#60】
今週は「何度もリピートしたくなる元気が出る料理」です。
スポーツや食欲、芸術など秋にはたくさんの代名詞がありますが、そのせいか疲れがたまりやすい季節でもあります。
身体に疲れが溜まっていると、なかなか元気が出せないもの。そこで秋の味覚を使った、栄養たっぷりの元気が出る料理をご紹介しましょう。使うのは秋の味覚の代表格、さつま芋です。
甘いさつま芋をさらに食べやすくする秋の料理
ふかしても焼いても美味しいさつま芋。味覚だけではなく栄養面でも優れており、ビタミンC、E、B6、葉酸、カリウム、銅などビタミンやミネラルが豊富です。また食物繊維も豊富なため、便秘改善の働きもあります。
きれいな紫色の皮にはポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれます。目の疲労回復を促して視力を改善させる働きが期待できるので、皮ごといただきたいですね。
今回は、皮ごとほくほくに蒸し焼きにしたさつま芋と、カリッとした甘辛豚そぼろがマッチして、食欲がすすむ1品をご紹介します。
【材料】(2〜3人分)
・豚ひき肉 200g
・さつま芋 1本
・ごま油 大さじ1/2程度
A
・味噌 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・青ネギ(あれば) 少々
【作り方】
1: さつま芋を1口大の乱切りにする。
2: フライパンにごま油を熱して豚ひき肉を入れる。豚ひき肉は塊になっても良いのであまりいじらないように全体を炒める。
3: 豚ひき肉の色がほとんど変わったら、さつま芋をフライパンに入れて全体を混ぜ合わせる。
4: よく混ざったら蓋をして2分ほど蒸し焼きにする(豚ひき肉にこんがりこげ色がついても良い)。
5: さつま芋に菜箸を刺して中まで火が通っているかを確認する。通っていたら蓋をとり、Aの調味料を加えて水分が飛ぶまで炒め、火を止める。
6: 器に盛り付け、あれば青ねぎを上から散らす。
手間なく何度も作れる手軽さが魅力
今回の料理はシンプルにさつま芋と豚ひき肉だけでできるので、切りものも少なく、何度でもリピートして作れるおかずです。
お腹にしっかり溜まって満足度も高いので、育ち盛りのお子さんの晩御飯にもオススメですよ。
著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する『みなとキッチン』 ※外部サイトへ遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトへ遷移します
提供元:甘辛さが癖になる!さつま芋と豚そぼろの甘辛煮【身体が変わる10分レシピ#60】|KenCoM