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2023.09.23

糖尿病でもおはぎを食べたい!~食べ方のコツや低糖質商品も紹介~


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当記事を監修した専門家:管理栄養士・調理師 前間弘美、編集長 森下りの(詳しいプロフィールはこちらをご覧ください) ※外部サイトに遷移します

日本人に古くから親しまれている「おはぎ」。

おはぎはお彼岸に供えるだけでなく、伝統的な和菓子として日常でも口にする機会があると思います。

子どもの頃から食べていたおはぎを、今でもふと食べたくなる時がありますよね。

そんなときに「血糖値が上がりそう」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、糖尿病の方が安心しておはぎを楽しめるコツについて詳しく解説していきます。

普段あまり見かけない低糖質おはぎもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

糖尿病の人がおはぎを食べていいのか

糖尿病の人でもおはぎを食べられます。

糖尿病と診断されると「甘いものは食べられない」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実は糖尿病だからと言って食べたらいけないものはないのです。

ただし血糖値をコントロールするために、カロリーや糖質量を適正範囲内に抑える必要があります。

なお、カロリーや糖質量の適正範囲は個人の状況に合わせて設定されますので、詳しくは主治医に確認してください。

おはぎの種類によるカロリーと糖質の違い

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まず、よく見かけるおはぎ1個あたりのカロリーと糖質を見てみましょう。

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カロリーや糖質はおはぎの大きさによって異なりますが、上の表はもち米を36g使用したやや小ぶりのおはぎの場合です。

つぶしあんのおはぎは砂糖を多く使ったあんこの使用量が多いため、他のおはぎに比べるとカロリーや糖質が高めです。

したがってカロリーや糖質を抑えたい糖尿病の方にとっては、きなこのおはぎが適していると言えますね。

糖尿病の人が安心しておはぎを食べるには

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の3つのコツをつかめば、糖尿病の方でも安心しておはぎを食べられますよ。

さっそく、見ていきましょう。

食べる量

繰り返しになりますが、1日の摂取カロリーや糖質量を適正範囲内に抑えることが前提となります。

そのうえで間食は1日80kcal以下、糖質10g以下が好ましい(※)です。

(※)血糖コントロールの状態にもよりますので、気になる方は主治医に確認してくださいね

したがって間食におはぎを食べる場合、1日の目安はつぶしあんで1/4~1/3個、きなこやごまであれば1/3~1/2個となります。

毎日だと話は別ですが「今日はどうしてもおはぎを1個食べたい!」という時には、前後の食事から主食を減らすのも手です。

参考までに、ご飯は50g(しゃもじ1杯弱)で78kcal、糖質19.1gです。

参考記事:糖尿病でもゼリーが食べたい!~安心して味わえるゼリーを紹介 ※外部サイトに遷移します

参考記事:糖尿病になったらあま~いおしるこはNG?糖質オフのオススメ商品もご紹介 ※外部サイトに遷移します

食べる時間

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おはぎを食べる時間は、夕方以降よりも日中が適しています。なぜなら、活動量が多いと血糖値が下がりやすいからです。

おはぎに関わらず活動量の少ない夜間に間食を摂ると、その後の血糖値が下がりにくくHbA1c(※)が上がりやすいです。

(※)HbA1cとは、血糖値の平均的な状態を反映する検査項目のこと

つい夕方以降におはぎを食べてしまった時には、食後に散歩など軽い運動をすると血糖値の上昇を抑えることができますよ。

参考記事:糖尿病に運動が良いのはなぜ?~効果や方法を知って血糖値を改善しよう~ ※外部サイトに遷移します

おはぎの選び方

先ほどお伝えしたように、おはぎの種類や大きさによってもカロリーや糖質量が異なります。

自身の適正な間食量がわかったら、おはぎを購入する際にカロリーや糖質量を確認する習慣をつけるとよいですね。

さて、ここでは満足感を得られやすいおはぎの選び方を紹介しますので、購入する際の参考にしてみてください。

デザイン性のあるおはぎ

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デザイン性のある和菓子と言えば「練り切り」ですが、最近ではカラフルなおはぎが人気を集めているのはご存知ですか?

さまざまな素材を取り入れた見た目も可愛らしいおはぎは、いろいろな味を楽しめるように小さめのサイズに仕上がっていることが多いです。

お気に入りのおはぎを1つ、目で楽しみ、味わって食べることで少量でも満足感が得られやすくなりますよ。

低糖質おはぎ

「糖質が気になるけれど量は減らせない」と考える方には低糖質おはぎがオススメです。

最近ではスーパーやコンビニで低糖質のお菓子を見かけるようになりましたが、低糖質おはぎはあまり目にしません。

そこで今回は市販の低糖質おはぎをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

市販の低糖質おはぎならこちらがオススメ

愛知県名古屋の和菓子店「らかんか」で購入できるおはぎがオススメです。

らかんかではラカントを使用したあんこで、おはぎを作っています。ラカントはカロリーゼロ、糖質は血糖値に影響しにくいエリスリトールが主成分となっています。

つまり、らかんかのおはぎは通常のおはぎよりもカロリー・糖質ともに低く、糖尿病の方にとって食べやすいのです。

オンラインショップがあるので、全国どこからでも購入できるのもうれしいポイントですね。

低糖質おはぎを購入できる「らかんかオンラインショップ」はこちら

「らかんか」 ※外部サイトに遷移します

「らかんかオンラインショップ」はこちら ※外部サイトに遷移します

参考記事:ラカントのカロリー&糖質はゼロ?~気になる味やダイエット活用法まで解説~ ※外部サイトに遷移します

まとめ

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おはぎが好きな糖尿病の方は、以下のポイントを押さえましょう。

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ご紹介した商品も、ぜひ活用してみてください。

それでは当記事を参考に、いつも血糖管理を頑張っているあなたのお楽しみにおはぎを活用していただけたらうれしいです。

参考文献 ※外部サイトに遷移します

eatsmart

文部科学省 食品成分データベース

監修:編集長 森下りの

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名古屋大学医学部保健学科看護学専攻卒業。在学中はヘルスケア領域の知識や経験ををグローバルな視点で深めるために、リーズ大学(イギリス)への長期留学や、エリザベス病院(タンザニア )でのインターンシップなどを経験。卒業後は、看護師として疾患知識やコニュニケーション力を培う。医療業界のIT化遅れへの危機感や、疾病予防には個人の主体的な行動が不可欠と感じ、H2株式会社に入社し、マーケティングと広報を担当。 看護師、保健師、メンタル心理カウンセラーの資格を保有。

執筆者:管理栄養士・調理師 前間弘美

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武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科卒業後、管理栄養士として給食会社や病院に勤務。糖尿病・高血圧の方に向けた献立作成や調理、栄養管理・栄養指導などを担当。特に病院勤務では、働き盛りの方が血糖値、血圧そして食事の記録を時間を作って手書きで行う手間や、その先にある健康面における自己管理の難しさを目の当たりにしてきた。身近なスマートフォンをベースにデジタルヘルスを展開することに可能性を感じたのとあわせ、より多くの方の生活習慣の改善に携わりたいという想いからH2株式会社に入社。管理栄養士、調理師の資格を保有。

記事提供:シンクヘルス株式会社

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提供元:糖尿病でもおはぎを食べたい!~食べ方のコツや低糖質商品も紹介~|【シンクヘルスブログ|シンクヘルス株式会社】

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