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2023.05.09

糖質のお仕事|キレイ腸には糖質も必要


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600兆を超える”共存者”の腸内細菌には糖質も必要です。

人間のからだは、約60兆の細胞で構成されます。一方、人間の腸内にいる腸内細菌の総数は、その10倍の600兆を超え、総重量は1kgにも及ぶとか。この多数、多量の“共存者”たちは、宿主である私たちと影響し合って生きています。

例えば2011年には、高カロリーな食事を3日間続けただけで、エネルギーの吸収効率を上げて肥満を助長するように働く“肥満菌”が増えてしまうことが確認されました。もちろん以前から知られている通り、便秘や下痢、腸の感染症にかかりやすいかどうか……といったことには、腸内細菌のコンディションによるところが大きいと言えます。

腸内細菌のごちそうは?

そこで、妊婦さんがお腹の中の赤ちゃんを気遣って食事をするのと同じように、ともに影響しあって生きている腸内細菌のことも考えるべきでは?というのが今回の提案です。

腸内細菌は、人間が消化・吸収した“残りもの”を餌にしています。でんぷんの中でもなかなか消化されない「難消化性でんぷん」や食物繊維は、腸内細菌のごちそうです。難消化性でんぷんは、ご飯やパン、スパゲッティなどの穀類、じゃがいも、豆類などに含まれています。これらを食べた腸内細菌は、「短鎖脂肪酸」という成分を生み出します。実はこれ、とっても大切なんです!

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短鎖脂肪酸は、腸の細胞のエネルギー源となり、細胞の生まれ変わりを促すことで、キレイで丈夫な腸を作ってくれます。また、腸内を酸性に傾けて、あまり増えてほしくないタイプの腸内細菌が住みにくい環境にしてくれるんです。

参考: Jumpertz R et al.,Am J Clin Nutr,94(1),58-65,2011
Juliet Gray 著,木村修一 日本語監修,食物繊維,ILSI Europe,15,2006

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

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からだにとって大切なエネルギー源である糖質ですが、必要以上にとり過ぎてしまうことから起こる肥満や糖尿病が、現在問題視されています。
そのなかで、糖質に関しては、糖質制限という考え方や、糖質を控えた商品など、さまざまな情報が私たちの生活にあふれています。
「糖質.jp」は、私たちのからだや健康に深く関係がある「糖質」についての正しい情報や最新の研究結果などを、わかりやすく伝える場や意見交換を行える場を提供したいという考えから生まれました。
当サイトでは、専門家の方々のご協力のもと、健康な生活に貢献するべく、糖質に関する正確で有用な情報の提供や幅広いコミュニケーションの実現を目指し、様々な活動を行っていきたいと思います。

【合わせて読みたい】

若さキープの秘訣|始まりは食後高血糖

糖質のお仕事|ぶどう糖に代役はいない?

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提供元:糖質.jp|リンクアンドコミュニケーション

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