2022.02.10
座ったままでできる!ぐっすり快眠のためのストレッチ
あなたは布団に入ったらすぐに眠れますか?
就寝時間が近づくと、脳は覚醒からリラックス状態になり、ゆっくり眠りに入ることができますが、不安を抱えていたり、ネガティブな気分でいたりすると、体や心が緊張してしまい交感神経が活発になって、眠れなくなることがあります。
今回は、不眠改善におすすめのリラックスできるストレッチをご紹介します。
なかなか寝付けない夜には、ストレッチ
頭が疲れているのに体は疲れていない…逆もまた然り。そんなときは眠りたくても眠れないもの。夜、布団に入ってもなかなか寝付けない方は、就寝前にストレッチをしてみてはいかがでしょう?心身ともにリラックスできてゆっくり眠れるかも。
激しい運動は逆に睡眠を妨げますので、負担が少ないストレッチがおすすめです。
椅子に座ってできるストレッチなので、どこでも試せますよ。
●両手を組んで上に伸ばし、背を伸ばしストレッチしましょう。
●胸前で両手を組んで前に伸ばします。上半身はおへそを覗き込むように背中を丸めて背中を伸ばすストレッチ。
●左右に上半身をひねって腰をストレッチ。
●首を左右に倒して首をストレッチ。
ストレッチをすると筋肉の緊張がほぐれ、同時に心地よい疲労感を得ることができます。ゆっくりと呼吸をしながらストレッチをすると、リラックス効果も生まれますよ。
手足が冷えて眠れない、という人にもオススメ
ストレッチは冷え性で眠れない方にもおすすめです。ストレッチは血流を促し体が程よく温まるので、手足の冷えを改善する効果が期待されます。
ストレッチとは伸ばすこと!難しく考えず気持ち良いところまで体をぐーんと伸ばせば良いのです。背中や肩、腰、足など全身の緊張と一日の疲れを、ゆっくりとほぐしてあげましょう。
ストレッチと一緒に~快眠につながる生活習慣
寝つきを良くするには、ストレッチのほかにも生活習慣を整えることが大切です。
●起きたらまずは日光を浴びる
私たちの体内時計は24時間より少しだけ長めにできているため、毎日、早めてあげる必要があります。体内時計を早めるには、光を浴びるのが効果的。朝起きたらすぐにカーテンを開け、自然の光を部屋の中に取り込むようにしましょう。
●就寝2~3時間前に入浴する
就寝前に体温を一時的に上げてあげることで、寝つきを良くします。就寝2~3時間前に、38度のぬるめのお湯で25~30分、42度の熱めのお湯なら5分程度、湯船につかるようにしましょう。
●毎日同じ時間に布団に入る
体の中には体内時計があり、無意識のうちに眠る準備を整えてくれます。規則正しい生活で毎日同じ時間に布団に入ることで、体内時計が整い入眠しやすくなります。
家の中で過ごすことが多いこの頃、以前とは生活スタイルが変化した方も多いのではないでしょうか?生活スタイルの変化が、もしかすると不眠を招いている可能性があります。心当たりのある方は是非、試してみてください。
【参考文献】
公益社団法人長寿科学振興財団:健康長寿ネット「快眠のためのリラックス法」
厚生労働省:e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」 ※外部サイトに遷移します
記事提供:リンクアンドコミュニケーション
リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。
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