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2020.08.14

アスタキサンチンでからだの中から紫外線対策


----長年蓄積された紫外線によるダメージは、年齢を重ねるにつれてからだに表れてくるもの。だからこそ、今すぐ、しっかりとした紫外線対策を始めなければ! 日焼け止めを塗ることで外からの紫外線をブロックするとともに、"飲む"ことでも、からだの中からUVケアをすることができます。紫外線に打ち勝つためのからだづくりと飲む日焼け止めについて、皮膚科医の吉田貴子先生にお話を伺いました。

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まずはからだの機能を正常に! からだを錆びさせないことが大切

日焼け止めを塗ったり日傘や帽子をかぶったりといった"外からの紫外線対策"とともに、紫外線に打ち勝てる肌、からだをつくる"中からの紫外線対策"をすることもポイントです。運動をしたりからだを温めたりして血行をよくするといった基本的なことにも目を向けて。血行がよければ代謝機能も高まりますから、紫外線によるダメージも早く回復します。肌の奥にあるシミ予備軍のメラニンも、ターンオーバーが正常に行われていれば、からだの外に排出されていきます。

抗酸化作用のある物質を積極的に摂取することもおすすめです。紫外線により発生する活性酸素の働きを抑えたり、ダメージを修復したりしてくれる抗酸化作用物質を、複数組み合わせて取り入れます。ビタミン類ならCとE。緑茶などに含まれるポリフェノール、トマトでおなじみのリコピンにも抗酸化作用があります。日々の食事に気を使うことも、からだの中からの紫外線対策になります。

飲んでよし、塗ってよしの アスタキサンチンに注目

最近話題になっている紫外線対策アイテムに"飲む日焼け止め"があります。抗酸化作用のある成分が入っているので、もちろん飲まないよりは飲むほうがいいとは思いますが、「飲んでいれば大丈夫!」というものではありません。日焼け止めをきちんと塗る、積極的に遮光する、そういう外的なブロックなくして、紫外線対策は語れません。"飲む日焼け止め"は、補足するものくらいに考えておくのがいいと思います。

クリニックで"飲む紫外線対策"としておすすめしているのは、アスタキサンチンです。アスタキサンチンは、エビやカニ、サケなどに多く含まれる天然由来の成分で、抗酸化作用が高いことが特徴です。メラニンの産生を抑制する効果もあります。さらに、真皮のトラブルであるシワに関しても、アスタキサンチンを内服することで、肌にゆき渡らせることが可能。飲むものだけでなく、塗るアスタキサンチンもあり、角質から表皮にまで浸透し、皮膚の表面のシミを薄くするというデータも出ています。アスタキサンチンは、シミやシワへの効果を実感しやすいので、患者さんのリピート率も非常に高い。まだまだ知らない人も多いので、ぜひ広まってほしいですね。

----からだの外からも、中からも。紫外線対策は進化をし続けています。積極的に情報を集めて、自分にあったケアを見つけ、10年後、20年後も肌とからだを健やかに保ちたいですね。

吉田貴子

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「渋谷スキンクリニック」院長。皮膚科・美容皮膚科医。帝京大学医学部卒業後、同大学内皮膚科学教室入局。都内で美容皮膚科院長を務めた後、2004年に渋谷スキンクリニック開業。メディカルエステ、鍼灸、美容婦人科、パーソナルトレーニングなどさまざまな分野を取り入れ、美容と健康をトータルにサポートしている。

オフィシャルブログ「Dr.TAKAKOの『美肌通信』」 ※外部サイトに遷移します

皮膚科医が教える「"花嫁美肌"の作り方」 ※外部サイトに遷移します

取材・文/剣持亜弥
イラスト/吉岡ゆうこ

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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紫外線に対してもっと『意識高い系』に!

大事なのは、食べるタイミングと組み合わせ!

リコピンのちから

植物療法士・森田敦子さんの肌習慣<前編>

提供元:アスタキサンチンでからだの中から紫外線対策|ワコール ボディブック

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