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2019.02.19

胸のニキビができる原因とキレイに治す方法が知りたい!


顔にできるニキビも嫌ですが、胸元やデコルテにできるニキビも同じくらい厄介なもの。痛みや痒みだけでなく、見た目にも気になります。特に夏場は胸元の開いた服や水着になる機会も多く、胸ニキビが悩みのタネになっている人も多いのではないでしょうか?そこで、胸ニキビの原因と対処法について紹介します。

監修:医療法人ビバリータ ポートサイド女性総合クリニック院長 清水なほみ先生

胸ニキビの2大原因は「ホルモンの乱れ」と「衛生面」

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ニキビは皮脂分泌のさかんな部位にできやすくなります。体の中で皮脂分泌がさかんな場所は、顔、頭、胸、肩甲骨周りの背中など。特に10代は新陳代謝がさかんなので、ニキビができやすい年代です。大人になると皮脂分泌も減るので、一般的にニキビはできにくくなります。思春期を過ぎてもニキビができるという場合は“大人ニキビ”かもしれません。

大人ニキビができる原因は大きく2つ考えられます。1つはストレスや生活習慣が原因でホルモンバランスが乱れてしまっている場合。もう1つは皮膚の衛生面に問題がある場合です。それぞれについて見ていきます。

ホルモンバランスによる胸ニキビ

10代の頃はあまりニキビができなかったのに、大人になってからニキビを発症する人がいます。こういう場合、ストレスや不規則な生活習慣が大きく関わっていることも多いのです。

・偏った食生活をしている
・油っこいものや甘いものが好き
・野菜や果物をあまり食べない
・疲れや睡眠不足が溜まっている
・悩みごとがある
・何かとストレスを感じやすい

上記に当てはまる人は、ホルモンが乱れやすいのでニキビもできやすくなります。

ホルモンバランスとニキビには、実は深い関係があります。特に関係が深いのは女性ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンと、男性ホルモンであるテストステロンです。
エストロゲンは別名“美肌ホルモン”といわれるように、皮脂分泌を抑える働きがあり、肌本来のバリア機能を強化する性質があります。プロゲステロンは逆で、皮脂分泌を促します。一般的に女性は生理前に肌の調子が悪くなりがちですが、それはプロゲステロンがたくさん分泌されるからです。

これらの性ホルモンは微妙なバランスを取りながら分泌されています。女性は生理や妊娠があるため男性よりもホルモンバランスの調整が難しいのですが、ここにストレスがかかると調和が乱れてしまいます。すると皮脂分泌が過剰になってニキビができやすくなるのです。
また、月経不順とともに男性ホルモンの分泌が増えすぎてしまうと「男性化徴候」の1つとしてニキビができやすくなることがあります。

衛生面の問題による胸ニキビ

そもそもニキビがどうしてできるかというと、毛穴が角栓で詰まって、そこに皮脂が溜まってしまうから。つまりニキビができる第一段階は角栓による毛穴の詰まりです。次のような要因が毛穴の詰まりを引き起こします。

・体の洗い方が不十分
・紫外線や衣服、下着、アクセサリーなどによる刺激
・髪の毛先が触れたり、整髪料が刺激になる
・汗や皮脂の分泌がさかん
・ホコリや細菌が皮膚に付着する
・石鹸やシャンプー、ボディークリームなどによる刺激
・体をゴシゴシ洗い過ぎて、バリア機能が低下する
・アレルギーがある
・乾燥によって皮膚が硬くなる

胸ニキビに似た病気

デコルテにできる湿疹や吹き出物の中には、治療が必要なものもあります。
チクチクした衣服を着たときや、花粉などアレルゲン物質に触れたとき、赤いぶつぶつが広がる「接触性皮膚炎」。マラセチアというカビが原因で起こる「マラセチア毛包炎」。チクチクとした皮膚の痛みから始まり、赤みを帯びた発疹や小さな水ぶくれが帯状にできる「帯状疱疹」。蚊に刺されたときのような強い痒みと赤斑が出る「蕁麻疹」。白くて小さなコリコリとしたしこりができる「粉瘤」などです。
いつものニキビ、普通のニキビとは「ちょっと違うな」と感じたときは、放っておかずに病院へ行きましょう。

胸ニキビの跡を残さず、キレイに治すために

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「たかがニキビ」と軽く考えがちですが、悪化するとニキビ跡が黒く残ったり、皮膚が盛り上がってしこり状のものが残ることもあります。早くキレイに治すためにも適切に治療しましょう。

市販のニキビ薬を塗る

ビタミンC誘導体が入ったものは、メラニンの生成を抑制してニキビ跡を残りにくくします。サリチル酸、イソプロピルメチルフェノールなどの成分が配合されているものは、殺菌作用があるのでおすすめです。 また、グリチルリチン酸にカリウム、アラトインなどが配合のものは、炎症や赤みを抑えてくれ、過酸化ベンゾイルを主成分とするものは、皮膚をピーリングする作用があります。

皮膚科で薬を処方してもらう

病院で処方される薬は、市販のものより成分が濃いので治りがよくなります。何よりも、病気がないか調べてもらえたり、原因や症状に合わせた治療法を教えてもらえたりするので安心です。ニキビをできにくくするためのホルモン治療を行っているところもあります。

美容皮膚科で肌をきれいに整える

美容をメインにした皮膚科では、ニキビ跡を消したり、ニキビができにくい肌を作ったりすることが可能です。たとえばケミカルピーリングで肌の古い角質を取り除く方法や、レーザーでニキビ跡を消す方法などがあります。

胸ニキビをできにくくする日常での予防法

胸ニキビを何度もくり返していると、治りにくくなったり跡が残ってしまったりしがちです。胸ニキビができにくくなる予防法を紹介しますので、日頃から気をつけてみてくださいね。

皮膚を清潔に保ち、保湿をきちんとすることが第一

夏場、胸の谷間を汗が流れることがよくありますが、人前では拭くことが躊躇われて汚れたままにしてしまいがちです。しかし、放っておくと菌が繁殖して毛穴を詰まらせニキビに発展します。トイレに行ったタイミングなどに濡らして冷やしたハンカチや柔らかいハンドタオルなどを使って拭き取りましょう。汗は真冬でもかきますので、寒い季節でもきちんとケアをお忘れなく。

お風呂では洗い残しと洗い過ぎに注意

入浴時の注意点としてはゴシゴシ洗わないこと。皮脂には外的刺激から肌を守るバリア機能があります。強く肌をこすると皮脂をとりすぎたり、皮膚を傷つけてしまったりします。そこから菌が入りやすくなるので体はやさしく洗いましょう。 シャンプーやリンスの洗い残しがあると、それが刺激になることもあります。お風呂を出るときは、全身をお湯でしっかり洗い流してからでるようにしましょう。 入浴後は、ボディークリームなどで保湿をします。体に合った低刺激なものを選ぶことが重要です。

肌の刺激になるアクセサリーは避ける

金属アレルギーでなくてもネックレスに汗が溜まって痒くなることがあります。肌が敏感になっているときは、首元や胸元のアクセサリーはやめておくのが無難です。どうしても付けたいときは、アレルギーや刺激が起きにくい種類(たとえば銀製より金製のほうが刺激になりにくい)のものを選びます。肌にパウダーなどをはたいて肌の滑りをよくするのも効果的です。

紫外線や日焼けには要注意

紫外線はそれだけでも肌にとって害ですが、汗と反応することでさらに悪影響を及ぼします。日差しの強い日中は日焼け止めを塗ったり、日傘を差したり、首元に薄手のスカーフを巻いたりしてガードしましょう。

ストレス解消とリラックス

ストレスがある場合は、ストレスの解消を心がけましょう。規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動習慣が基本。睡眠時に肌が生まれ変わったり修復されたりするので、質のいい睡眠も不可欠です。 よく眠れない人はストレスがかかって、興奮を司る交感神経が優位になっていると考えられます。体を温めたり、ゆっくり半身浴をしたり、リラクゼーション音楽を聴いたりなどすると、副交感神経が刺激されてリラックスできます。仕事中にストレスを感じたら温かい白湯を飲んだり、しばらく目を瞑るだけでも違いますよ。

【監修】清水なほみ先生  NAHOMI SHIMIZU

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医療法人ビバリータ ポートサイド女性総合クリニック院長
日本産科婦人科学会専門医
日本不妊カウンセリング学会認定カウンセラー
全ての女性が「自分らしい輝きを取り戻す」場として、横浜に婦人科クリニックを開業。婦人科医としての診療のみにとどまらず、漢方やキネシオロジーなどの代替医療も総合的に活用しながら診療にあたる。また、トランスフォーメーショナルコーチ®のテクニックをフルに活用し、ブログでの情報発信やワークショップ、診療内のカウンセリング等で「本来の自分の姿に戻ることで健康を取り戻す」医療を展開している。

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