2018.11.21
低カロリーでも大満足!手羽元と根菜とカレールーでつくるスープカレー【身体が変わる10分レシピ#63】
今週は、「風邪に負けない元気な身体を作る料理」です。
急に寒くなって、体調を崩している方はいませんか?
そんな時は、スープカレーがおすすめです!根菜を使って作るので、身体を芯から温めてくれるようなスープです。
スープカレーというと通常はカレー粉を使って作るレシピが多いのですが、今回は忙しい方にも気軽に作っていただけるよう市販のカレールーを使います。
時短レシピとして、ぜひリピートしてくださいね。
低カロリーの手羽元と根菜で、カレーをヘルシーに
スーパーでも比較的手に入りやすい手羽元は、鶏もも肉などと比べると脂肪も少なく低カロリーです。また骨を一緒に煮込むことで、スープの素を使わなくても、栄養と旨みが溶け出して美味しいスープになります。
手羽元と一緒に煮込むのは、れんこんやかぶなど、旬の根菜です。いも類を除く根菜は、栄養価が高い上に低カロリーと、とっても優秀です。
今回は消化を助けたり身体を温めてくれるかぶや、ビタミンCが豊富で風邪の予防に効果的なれんこん、さらに免疫力を高めるにんじんを使います。にんじんに含まれるβカロテンは喉や肺などの呼吸器を守る働きもあるため、喉が痛かったり咳で困っている人は意識的に多く摂ってみるといいかもしれません。
【材料】(2~3人分)
鶏手羽元 6~7本
玉ねぎ 1/2玉
れんこん 1/2節
かぶ 2個
にんじん 1/2本
カレールー 1かけ
オリーブオイル 大さじ1/2
水 700cc
塩 小さじ1
お好みで、パンかご飯を合わせてもOK
【作り方】
1:玉ねぎは繊維を切るように横向きで薄切りにし、れんこん、にんじんはひと口大の乱切りにする。かぶもひと口大に切る。
2:鍋にオリーブオイルを熱し、1の玉ねぎを入れて軽く炒める。すぐに蓋をし、弱~中の間くらいの火加減にして3分蒸し煮する。
3:2で玉ねぎを蒸し煮している間に、カレールーを刻んでおく。
4:玉ねぎの端がこんがり色づいてきたら蓋を開け、菜箸で全体がきつね色になるまでざっくりと混ぜあわせて炒める。
5:手羽元も入れて両面に焦げ色がつくまで焼いたら、水600~700ccを加える。
6:残りの野菜も加えて再び蓋をし、野菜がやわらかくなるまで10分程度煮込む。
7:カレールーと塩を加え(味をみて足りないようなら、さらに塩少々を加える)、良くかき混ぜてルーが溶けるまで煮たら出来上がり。器に盛り付け、お好みでご飯やパンを添えてもOK。
ごろっと入った根菜の食感で、満足度UP
最後に刻んだ大葉を散らしても、彩りよく仕上がります。
あっさりした印象のスープカレーですが、手羽元から染み出るコクと食べ応えのある根菜のおかげで、少量でも満腹に。
風邪予防にはもちろん、ダイエットのお供にもぴったりですよ。
著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する『みなとキッチン』 ※外部サイトに遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:低カロリーでも大満足!手羽元と根菜とカレールーでつくるスープカレー【身体が変わる10分レシピ#63】|KenCoM