2018.10.03
身体作りの手助けに!満足感たっぷりの里芋と鶏肉の甘辛団子【身体が変わる10分レシピ#54】
今週は「身体作りに役立つ料理」です。
ほっそりとした身体を作るにはダイエットも必要ですが、適度に筋肉をつけることも大事です。両方を同時に行うのはなかなか難しいのですが、実現するには低カロリー・高タンパク質な食事が必須となります。
今回は季節の野菜でもある里芋を使って、ヘルシーな料理を作ってみましょう。
里芋の粘りをうまく使った甘辛料理
イモ類の中でも里芋はカロリー、糖質ともに低い方でヘルシーな食べ物です。しかも、里芋の粘り成分はタンパク質の吸収を助けてくれる働きがあると言われています。
筋肉をつけたいときには最適な、高タンパク・低脂肪の鶏ひき肉ですが、そのまま調理するとパサつきがちになるのが難点。なので、今回は粘りのある里芋を加えてねっとり美味しい鶏団子を作り、甘辛味に仕上げます。
【材料】(2〜3人分)
・鶏ひき肉 200g
・里芋 中5個
・青ねぎ 1/3~1/4束程度
A
・しょうゆ 大さじ2
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・ごま油 適量
【作り方】
1: 里芋は軽く洗って皮ごと耐熱容器に入れ、軽くラップをして600wの電子レンジで5分加熱する。箸がすっと通るくらいになればよい。その間に青ねぎを小口切りにする。
2: 里芋の粗熱をとって皮を剥き、ビニール袋に入れる。鶏ひき肉、青ネギも入れて、ひき肉が白っぽくなるまでこねる(里芋はすべて潰れていなくてもOK)。
3: フライパンにごま油を熱し、スプーンなどで2のタネをひと口大にすくって落としていく。
4: 中に火が通るまで両面をしっかり焼く。Aの調味料を加えて中火で加熱し、汁気がなくなったら火を止める。
里芋の粘り気をうまく使って団子に
里芋はレンジで加熱しても、パサつかずに柔らかく仕上がります。茹でる手間が省けるので簡単に調理できますよ。
また、卵やパン粉などのつなぎを他に入れなくても、里芋の粘りだけで団子がまとまるので、材料も少なく簡単にできます。
著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する『みなとキッチン』 ※外部サイトに遷移します
提供元:身体作りの手助けに!満足感たっぷりの里芋と鶏肉の甘辛団子【身体が変わる10分レシピ#54】|KenCoM