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2023.09.19

糖とホルモンの、深~いカンケイ


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寝ても覚めても、からだは常にエネルギーを消費し続けています。だから、エネルギー源となるぶどう糖は、常に血液中に一定量が存在し、全身へと運ばれなくてはなりません。ぶどう糖が足りなくなったら大問題なので、すぐに必要ではない分はからだに貯蔵しておけますし、急に必要になっても、貯蔵していた分を血液中に取り出して使える状態にできます。

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このように、エネルギー源であるぶどう糖の「出し入れ」をコントロールし、血液中の糖の濃度、血糖値を上げたり下げたりするのはホルモンです。

エネルギーとしてぶどう糖を使うためのホルモン、つまり血糖値を上げるホルモンには、成長ホルモンやアドレナリン、グルカゴンなど複数あり、状況に応じて適切なものが分泌されます。

血糖値を下げるのはインスリンだけ

一方、エネルギーとしてぶどう糖をからだに取り込み、貯蔵しておくためのホルモン、つまり血糖値を下げるホルモンは、インスリンだけです。消化管から出るインクレチンというホルモンも、インスリンの分泌を促すことで血糖値を下げる作用を持っていますが、直接ぶどう糖をからだに取り込ませることはできません。

インスリンは、唯一無二の血糖値を下げるホルモンと言えます。その分泌がうまくいかなかったり、効き目が悪くなったりすると、高血糖状態が続く病気、糖尿病になってしまうのです。

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記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、「世界中の誰もが、自然に健康になれる社会を創る」をモットーに、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供しています。

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からだにとって大切なエネルギー源である糖質ですが、必要以上にとり過ぎてしまうことから起こる肥満や糖尿病が、現在問題視されています。
そのなかで、糖質に関しては、糖質制限という考え方や、糖質を控えた商品など、さまざまな情報が私たちの生活にあふれています。
「糖質.jp」は、私たちのからだや健康に深く関係がある「糖質」についての正しい情報や最新の研究結果などを、わかりやすく伝える場や意見交換を行える場を提供したいという考えから生まれました。
当サイトでは、専門家の方々のご協力のもと、健康な生活に貢献するべく、糖質に関する正確で有用な情報の提供や幅広いコミュニケーションの実現を目指し、様々な活動を行っていきたいと思います。

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提供元:糖質.jp|リンクアンドコミュニケーション

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