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2023.09.26

内臓脂肪と皮下脂肪、危ない体脂肪はどっち?コンビニ商品活用で体脂肪を減らそう!


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若い頃はスッとしていた体型に変化が現れ、いつからかお腹周りや下腹に脂肪が着いた状態になっている、という中高年世代の方は多いのではないでしょうか。さらに、気にしているけど、何から取り組んでいいのか困っている方も少なからずいるはずです。

この記事では、内臓脂肪と皮下脂肪についての解説と、体脂肪を減らしたい方におすすめの便利なコンビニ商品についてお伝えしていきます。

内臓脂肪、皮下脂肪って何が違うの?

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内臓脂肪とは、内臓周りにつく脂肪のことです。内臓脂肪が多く蓄積してしまうと、ウエストまわりが大きくなり、お腹がぽっこりとしたまるでリンゴ型のような体型になる特徴があります[1]。

皮下脂肪とは、皮膚の下につく脂肪のことです。皮下脂肪が多く蓄積してしまうと、下半身のお尻や太ももに肉がよくつき、体はまるで洋ナシのような体型になる特徴があります[2]。

体についた脂肪は、内臓脂肪、皮下脂肪の種類を問わず“体脂肪”といいます[3]。

危ない体脂肪はどっち?

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体脂肪は、どこに蓄積しているかで健康への危険性は大きく異なります。特に注意したいのは、ウエスト周りにつきやすい内臓脂肪です。過剰な内臓脂肪は、脂肪細胞から分泌される、体の機能の働きを助ける物質が、分泌異常を招きます。それにより、高血糖や脂質異常症、高血圧など、健康に悪影響をもたらすきっかけになることが明らかになっています[1,4,5]。

体脂肪を減らすために積極的に取りたい栄養素は?

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私たちが普段から摂っている栄養素の中に、体脂肪を減らすために力を貸してくれる助っ人がいます。それは、食物繊維です。食物繊維には、脂質や糖などを吸着させて、便と一緒に体の外に排出する働きがあるのです。脂質や糖を摂りすぎることによって起こる、肥満などの生活習慣病の予防や改善にも効果が期待できます。
食物繊維は、穀類、豆類、野菜類、きのこ類、藻類などに含まれています[6,7]。

体脂肪を減らしたい方必見!コンビニ商品選びのポイント

それでは、食物繊維を積極的にとるためには、どのような食品を選んだらよいのでしょうか?忙しい方でも取り入れやすいコンビニ商品の選び方をカテゴリー別に紹介していきます。

(1)ごはん・パン・麺類

おにぎりを選ぶなら玄米、麦ご飯、雑穀が入ったものがいいでしょう。他のご飯ものでは、野菜がたっぷり摂ることができる丼ものもおすすめです。サンドイッチや菓子パンは、精製された白い小麦のパンではなく、全粒粉やライ麦のパンを選ぶとよいでしょう。麺類は、麺の中でも1番食物繊維が豊富なそばや、野菜がたっぷり入っている麺類もおすすめです[7]。

(2)おかず

コンビニで買える定番おかずには、唐揚げやハンバーグといった脂っこいメニューが多い特徴があります。ですが、おすすめしたいのはお肉だけでなく、肉野菜炒めや肉じゃがのように、野菜類やきのこ類などを一緒にとれるおかずや、キャベツなどの添え野菜があるおかずです。
また、豆類や藻類が取れる商品を選ぶといいでしょう。豆類は、冷奴や納豆、藻類は、めかぶやもずくなどがおすすめです。その他にも、和風の味付けの野菜を使ったお惣菜、生野菜サラダも取り入れるのもいいでしょう[7]。

(3)デザート・間食

デザートや間食でも選び方を意識すれば、食物繊維を摂ることができます。おすすめは、生のフルーツもしくは冷凍フルーツ、くるみやアーモンドといったナッツ類です[6]。

体脂肪を増やさないために、今すぐ取り組もう!

中高年世代が体型の変化とともに、脂肪を増やさないためには、食物繊維の助けを借りながら、取り組むことが重要なポイントです。コンビニで食事を買うときは、今日お伝えしたポイントを参考に、食事選びをしてみてはいかがでしょうか。ちょっとした取り組みが、未来の自分を変えるかもしれませんね。

【参考文献】(すべて2023年8月25日閲覧)※外部サイトに遷移します

[1]厚生労働省:e-ヘルスネット,内臓脂肪型肥満

[2]厚生労働省:e-ヘルスネット,皮下脂肪型肥満

[3]厚生労働省:e-ヘルスネット,体脂肪率

[4]日本肥満学会:肥満症診療ガイドライン2022,第3章

[5]厚生労働省:e-ヘルスネット,肥満と健康

[6]厚生労働省:e-ヘルスネット,食物繊維

[7]文部科学省:「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

【プロフィール】管理栄養士 橋本牧子

結婚・出産を機に食事の大切さを改めて感じ、食事や栄養について学ぶべく、子育てをしながら大学で学び直し管理栄養士免許を取得。さらに食の学びを深めるべく、専門フードスペシャリスト、フードコーディネーターを取得。主に離乳食講座の講師・乳幼児健康診査での栄養相談や、シニア向けの健康教育、その他にレシピ作成や料理動画の撮影等にも携わる。現在はコラム執筆に活動の場を移して活動中。

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

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