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2023.05.29

糖質制限に注目|糖質制限って何?


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糖質の摂取量を減らすことだけど、減らす量に決まりなし

現在、糖質制限や糖質コントロールなど、糖質を考えた食事が話題になっています。

従来、肥満や糖尿病のことを考えた食事といえば、従来は総摂取エネルギー量を減らす「カロリー制限」が主流でした。からだに入れるエネルギーを減らして従来通りの活動をする、あるいはもっと積極的に動いてエネルギーを消費するなど、エネルギーを制限あるいはコントロールしてやせる、そしてやせれば、肥満からくる糖尿病の予防や改善にもつながるという考え方です。

これに対し糖質制限は、エネルギー源となる3大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)のうち、糖質の摂取量を減らすなど、糖質を制限する、あるいはコントロールすることを狙った考え方です。炭水化物とは糖質と消化されにくい食物繊維の総称になります。炭水化物の中でも糖質をコントロールすることが糖質制限です。

その目的は、血糖値やインスリン分泌の動きのコントロール。理由は、糖質とりすぎ注意!や始まりは食後高血糖でも触れたように、糖質を必要以上にとり続けていると、いつも血糖が高めの状態「高血糖」になってしまい、高血糖や、それに伴う多量のインスリン分泌は、肥満や糖尿病の誘引になるからです。

※「糖質とりすぎ注意!」の記事はこちら ※外部サイトに遷移します

※「始まりは食後高血糖」の記事はこちら ※外部サイトに遷移します

明確な定義はこれから

「糖質を減らす」といっても、炭水化物をすべて減らすのか、どのくらい減らすのか、どんな種類の糖質を減らすのか、など、どう糖質を制限したらいいのか?そもそも何を基準に減らすのか――。

糖質制限が効果的なダイエット法として、あるいは糖尿病の予防と改善を目的とした食事療法の選択肢として、現在、注目を浴びていますが、今のところは、糖質制限にまだ明確な定義が出ていないのが現状です。

糖質の摂取量をどのくらい減らすのが安全かつ効果的なのか、炭水化物のすべてを減らしていいのか、炭水化物の総量を減らした場合、食物繊維の摂取量も減ってしまうのではないか、減らすべき糖質の種類は、減らしてもデメリットはないか、ずっと続けたらどうなるのか……などなど、糖質制限・糖質コントロールに関しては、今後も引き続き、考えていく必要があります。

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記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。

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からだにとって大切なエネルギー源である糖質ですが、必要以上にとり過ぎてしまうことから起こる肥満や糖尿病が、現在問題視されています。
そのなかで、糖質に関しては、糖質制限という考え方や、糖質を控えた商品など、さまざまな情報が私たちの生活にあふれています。
「糖質.jp」は、私たちのからだや健康に深く関係がある「糖質」についての正しい情報や最新の研究結果などを、わかりやすく伝える場や意見交換を行える場を提供したいという考えから生まれました。
当サイトでは、専門家の方々のご協力のもと、健康な生活に貢献するべく、糖質に関する正確で有用な情報の提供や幅広いコミュニケーションの実現を目指し、様々な活動を行っていきたいと思います。

【合わせて読みたい】

若さキープの秘訣|糖質以外にも要注意!

若さキープの秘訣|日本人は糖質に弱い?

若さキープの秘訣|高血糖のリスクをチェック

提供元:糖質.jp|リンクアンドコミュニケーション

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