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2023.05.23

若さキープの秘訣|日本人は糖質に弱い?


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遺伝的に糖質処理力が低いから、危険なんです。

今、アジアの国々で糖尿病が急増しています。国際糖尿病連合(IDF)が2011年に発表した推計によると、成人の糖尿病人口1位は中国の約9000万人、2位はインドで約6130万人、日本は約1070万人で6位にランクイン。2030年には中国とインドの糖尿病人口が1億人を超えると試算されています。

アジアの国々で糖尿病が増える背景として、遺伝的な体質の影響が見逃せません。わたしたちアジア人の多くは、とり過ぎてしまった糖質を処理する力が、西洋人に比べて弱い傾向にあります。

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日本人は太る前に糖尿病に?

糖質の処理能力が高ければ、余分な糖質を脂肪に変えて蓄えておくことができる、つまり“太れる”のですが、わたしたち日本人の多くは、本格的な肥満状態になる前、お腹がぽっこりと出ているくらいでも糖尿病になってしまう体質を持っているのです。

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実際に糖尿病患者の体格指数(BMI:体重[㎏]÷身長[m]÷身長[m])を国別に比べてみると……。日本人は平均23.1で、これは標準体重(BMI18.5以上25未満)の範囲内です。一方で、英国人は29.4、米国人は32.3で、これは過体重から肥満と言える値です。

もっとも、日本人をはじめとするアジア人にとっても、肥満自体が糖尿病の大きなリスク要因であることに変わりはありません。

参考:国際糖尿病連合、Diabetes Atlas 第5版 ※外部サイトに遷移します

Sone H et al.,Lancet,361(9351)85,2003
Saydah SH et al.,JAMA、291(3)335-342、2004

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

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提供元:糖質.jp|リンクアンドコミュニケーション

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