2023.01.01
日常生活からリスクを下げる☆日本人だから知っておきたい“がん”まとめ
日本人にとって“がん”は身近な病気のひとつです。
この記事では、がんリスクを下げる運動や食生活の見直し、健康診断での早期発見など、がんについてご紹介いたします。
ぜひ、ご覧ください。
大腸がん予防には腹直筋を鍛えるべき理由
日本人の死亡要因の1位はがん。2人に1人ががんになると試算されています(日本がん治療学会ホームページより)。部位別に見ると、増加しているのは男性では前立腺がん、女性では乳がんで、それぞれの罹患数のトップになっています。男女ともに増加しているのは大腸がんです(国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計」より)。
乳がんリスクを下げる筋トレと深呼吸
がんを防ぐには、日常的に発生するがん細胞が増殖してがん化する前に、免疫細胞を運ぶリンパをよく流し、炎症を抑えたり洗い流しておくことが重要です。
乳腺周囲のリンパ流は主に胸から肩、腋の下にかけての流れと、胸腔(胸の中)へ直接流れる流れの2つに分かれます。免疫細胞がパトロールできるように、乳腺周囲のリンパのつまりを解消しておくためには、胸周り、肩周り、肩甲骨周囲の筋肉をよく動かします。
食事でできるがん予防を知ろう!
「デザイナーフーズ計画」は、アメリカがん国立研究所により、1990年に実施されたがん予防の研究計画です。具体的には、野菜や果物に含まれるポリフェノール類や、カロテノイドなどの植物性食品成分(フィトケミカル)が、がんの予防に有効かどうかを調べる研究です。そこで、がん予防に有効と考えられる40種類の食品が、膨大な研究結果から選ばれ、重要度順にわけられました。
がん早期発見や予防につながる例も
40〜74歳のすべての国民を対象に行われる特定健診。40代以上なら受けておきたい検査項目は5つがある。例えば、肝機能検査や眼底検査などだ。
そこで今回は、肝機能検査と、追加で受けたほうがよい4つの検査について、近畿大学医学部公衆衛生学教室主任教授の今野弘規(いまの・ひろのり)さんに聞いた。
いかがでしたか?
がんリスクは健康診断のほか、運動や食生活などの日常生活の中でも下げることができます。
ぜひ毎日の生活のなかで、できることから始めてみてくださいね。