2021.10.22
一石二鳥!? カラダを鍛えながら、脳も鍛える!コグニサイズ
「あれ!それ!あれ、何だっけ?」年齢とともに、脳の働きが低下する…これだけは防ぎたい!
最初に脳トレブームが起きたのは、2005年。脳の老化防止に、パズルや計算ゲームなど、脳を活性化させるというもの。誰でも手軽にできるので、ゲーム感覚で楽しみながら脳が鍛えられるなんていいですよね。
今回は、この脳トレをしながら体も鍛えちゃおう!という、一石二鳥のエクササイズ“コグニサイズ”をご紹介します。
運動が脳トレに!?コグニサイズとは?
コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語“コグニサイズ”(※)。
体を動かす指令を出しているのは他でもない脳。動作のプランをたてる運動野は、知性の情報が集まった大脳新皮質の中枢、前頭葉の端っこにあるそう。運動をして運動野を刺激すれば、前頭葉も活性化するというわけです。
頭で考えながら身体を動かすエクササイズを同時に行うことで、脳と身体の機能を効果的に向上させることが期待されています。
※コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みのことです。
激しいトレーニングは不要!
脳を鍛えるには、指先の運動が良いと言われますが、太ももやおしり、背中などの大きな筋肉を使う全身運動も効果あり!足踏みやステップ運動をしながら拍手や計算、ジャンケン、しりとりなどの課題を行うコグニサイズに挑戦してみませんか。
コグニステップ
両足をそろえ、背筋を伸ばして立ち、(1)~(4)で1セットのステップを踏みながら、3の倍数のステップの時に拍手をします。
(1)右足を右横に出す
(2)右足を元に戻す
(3)左足を左横に出す(拍手)
(4)左足を元に戻す
単純そうなステップなので簡単そうですが、”3“の倍数の時に拍手をしなければなりません!止まったりせず、続けてみて!結構、慣れるまでに頭も体も使いますよ♪
【参考文献】(2021年10月14日閲覧)
国立長寿利用研究センター作成パンフレット「認知症予防に向けた運動 コグニサイズ」 ※外部サイトに遷移します
記事提供:リンクアンドコミュニケーション
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