2019.05.08
死ぬほど仕事がしたくない人は休んだ方がいい|つらいときに休むのは当然のことだ
死ぬほど働かされてしまっても本人が気付けない理由はどこにあるのでしょうか(写真:xiangtao /PIXTA)
今年のゴールデンウィークは、史上初10連休の超長期休暇となりました。しかし、連休中もきちんと休めなかった方。休んだものの疲れが取れずどんよりした気持ちの方も多いのではないでしょうか?
「仕事に追われるすべての人へ。その仕事、自分の命より大切ですか?」
イラストレーターの汐街コナさんの体験や過労やうつ状態から抜け出して幸せになった人を取材した『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』。精神科医・ゆうきゆう氏(『マンガで分かる心療内科』シリーズ)が監修・執筆を担当し、過労死・過労自殺する人が「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由をわかりやすく解説しています。今回は同書の中からストレスによる体のSOSについて、一部抜粋のうえ、紹介します。
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』 ※外部サイトに遷移します
涙は心のSOS
普段通りのことができない時点ですでにおかしい
ストレスを受けていることを自覚することも大切
心を病むのはその人が弱いから?
「心を病むのは、自分が弱いからだ」
そう考えてしまう人は多いですがそんなことはありません。
心に関わる疾患の要因は「遺伝と環境が半々」だと言われています。
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遺伝とはその人にもともと備わっているもの。
環境とは、その人がどのような生活を送ってきたか、また現在、送っているか。 例えばストレスの強すぎる環境にいれば、どんな人でも精神的に追いこまれ、心の病気になる可能性は高まります。
もちろん、ストレスの強い環境でも精神的に追いこまれず、元気な人はいるので、「環境だけ」ではなく、結果的に「遺伝と環境が半々」とされているのです。
落ち込むことが続いたり、メンタルクリニックにかかることがあったりしても、「自分が弱い」なんて気に病む必要はありません。
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提供元:死ぬほど仕事がしたくない人は休んだ方がいい|東洋経済オンライン