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2019.03.11

【特集/なんとかしたい!肩こり】 バレエ講師・龍岡玲子さんの美的生活<前編>


「バレエの美しい動きを利用し、からだの潜在意識を引き出すことで、肩こりを解消していきましょう」とスッと伸びた美しい姿勢で語る龍岡さん。バレエをこよなく愛し、そのエッセンスを取り入れたメソッド「バレリーナストレッチ」を提唱する龍岡さんが、からだの使い方やメンテナンス方法を伝授します。

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Secret1 バレリーナストレッチは動くエステです

バレリーナストレッチは、筋肉を動かす、姿勢をよくするという単純なことだけでなく、女性がもつ本能に訴えかけるものです。美しくなりたいと思う向上心や、美意識に働きかけ、本来のからだの動きを目覚めさせる、"動くエステ"。「肩こりだ、つらい」という声をからだにかけるよりは、「大丈夫、ありがとう」と心とからだをつなぎながら、動かすことが大切。自分が自分のからだに優しく接することで、"きれいになろう"という本能が目覚めるはずです。

Secret2 肩こりは頑張っている証!

肩こりに悩む女性は本当にたくさんいます。それは日々頑張っている証拠。私も会社員生活を経験しているのでよくわかるのですが、社会の中で気を遣ったり、何か問題が起きてびっくりするたびに、肩にぐっと力が入ってしまっているのです。からだがこり固まってしまい、そこに厚い脂肪が乗ってしまうという悪循環。からだを動かすときは、頑張りすぎないこと。仕事ですでに頑張っているのだから、気持ちよさを優先していきましょう。バレリーナストレッチも、難しいポーズをとることがゴールではありません。シンプルにていねいに行う"動作"を大切にしています。

Secret3 引っ張り合う&曲線で女性らしい動きを大切に

肩こりからダイエットまで効果を発揮するのが、「からだの部位と部位を引っ張り合う」ことを意識する方法。たとえば、頭の先とお尻を引っ張り合う、右の指先と左の指先を引っ張り合うなど、点と点を引っ張り合うことで、姿勢が美しくなり、からだのラインがしなやかに整います。もうひとつ、"円の動き"を意識することも大切です。現代社会は、直線的な世界。人との対話も直線的だと、そこに衝突が起きてしまいます。からだは曲線を描くように動かし、優しい気持ちを常にもちましょう。

Secret4 デコルテを引き上げて、思考も明るくいきましょう

現代は、日々のストレスから、自然と肩こりにつながってしまいますよね。そんなときこそデコルテを引き上げて、微笑んでいきましょう。レッスンでも「デコルテに光を浴びて! 顔を上げて~!」と常に声をかけています。生徒さんも自然と、デコルテの見えるウェアを着る方が多くなります。バレリーナストレッチは、からだを女性らしく変えていくことを大切にしていますので、それもうれしい変化です。またデコルテを上げて、"明るいニュ-ス"を多く受け入れる感覚は、イヤなことも自然と「ま、いっか」と受け流す精神も育ててくれます。日々のごあいさつ、お花への水やり、そんな習慣もきっと、その人自身の美しさへとつながると信じています。

デコルテは"美の女神"が宿る場所。肩関節を広げ、美しいデコルテを手に入れましょう。

デコルテは"美の女神"が宿る場所。肩関節を広げ、美しいデコルテを手に入れましょう。

Secret5 感覚を目覚めさせる美容メソッド

バレリーナストレッチは、単なる運動メソッドではなく、からだがもつさまざまな感覚を目覚めさせていく作業でもあります。音楽や香りの中で、細胞も潤い活性化していきます。バレエにとって、音楽はなくてはならないもの。バレリーナストレッチでも、毎回必ず音楽をかけて、からだと耳のリズム感を育てます。女性はリズムを感じやすい生き物。月経周期をからだに刻んで生きていることもそうですが、1日のリズムが整うと、ライフスタイルも充実したものに感じるはずです。音楽や香りで、心身ともに動かすこと、それも「女性らしさ」を意識して。心が目覚めると、からだも必ず変わります。

リラックスできる香りに身をゆだねると、心も潤って動き出します。

リラックスできる香りに身をゆだねると、心も潤って動き出します。

龍岡玲子(たつおかれいこ)

クラシックバレエ教師
アメリカにて3歳よりクラシックバレエを始める。解剖学やN.Y.の最新のバレエをもとに、バレエをベースとした美容法としてのボディメイク術「バレリーナストレッチ」を考案。母親の主催する「スワン容子バレエ教室」での講師ほか、南青山にスタジオをオープン。美容ブランドとのコラボレーションなど、"バレエの伝道師"として幅広く活躍。明るい人柄にファンも多く、「アヴェダ」「ニールズヤード」でのワークショップは毎回予約待ちが出るほど。著書の『DVD付 姿勢を正してキレイになる 美やせストレッチ』(高橋書店)では、マット1枚の上で女性らしいボディが身につくバレエをレクチャー。

http://reikotatsuoka.com/ ※外部サイトに遷移します

語り/龍岡玲子(クラシックバレエ教師)
取材・文/川口夏希
撮影/長谷川梓

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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提供元:【特集/なんとかしたい!肩こり】 バレエ講師・龍岡玲子さんの美的生活<前編>|ワコール ボディブック

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