2018.03.31
フライパンひとつで完成!アスパラと新じゃがと鶏肉のグラタン【身体が変わる!10分レシピ#29】
今回は「心も身体も温まるほっこり料理」です。
3月は冬と春の境目だけに、気温が安定せず体調を崩しがちな時期です。
そこで取りたいのがビタミンCとE。どちらも抗酸化作用で活性酸素の活動を抑制してくれ、身体の調子を保つのに役立ちます。
今回は、春野菜であるアスパラと新じゃがに、タンパク質たっぷりの鶏肉を加えてグラタンを作っていきましょう。
オーブンいらずで簡単グラタン
今回使うアスパラにはビタミンEが多く含まれ、じゃがいもには熱に強いビタミンCが含まれているほか、抗ストレス作用や精神安定作用が期待できるGABAが豊富に含まれています。
またじゃがいもの皮の周辺には、これも抗酸化作用のあるフェルラ酸が多く含まれているので、新じゃがなら皮ごといただくのがおすすめです。
その旬の野菜を、フライパン1つで全て賄える「フライパングラタン」で調理します。
【材料】(2〜3人前)
・鶏もも肉 1枚
・アスパラガス 4~5本
・じゃがいも(あれば新じゃがで) 中3個
・にんにく 1~2片
・オリーブオイル 大さじ1/2
・小麦粉 大さじ1 (片栗粉 大さじ1/2でもOK)
・牛乳 150cc
・ピザ用チーズ ひとつかみ
・塩 少々(小さじ1/3程度)
【作り方】
1: じゃがいもは皮をむいて縦に2等分してから横に4~5等分程度に切り、ラップで包んで600wの電子レンジで1分加熱して柔らかくしておく。新じゃがであれば皮をむかず洗うだけでよい。アスパラガスは根元の固い部分をピーラーなどでむいてから3~4等分に切る。鶏もも肉はひと口大に切る。にんにくは皮をむいて包丁の腹でつぶしておく。
2: フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、鶏肉とじゃがいもを入れて両面焼く。
3: じゃがいもに箸がすっと刺さるくらい柔らかくなったら、小麦粉を加えてよく混ぜ合わせながら炒める。
小麦粉がなじんだら牛乳を入れて、少し煮詰める。
4: 牛乳が少し煮詰まったらアスパラガスを加える。
5: 牛乳が半分程度に煮詰まったら塩で味付けし、ピザ用チーズを上から散らす。チーズが溶けたら出来上がり。
いろいろな野菜でグラタンを作ろう!
野菜や肉を炒めて、小麦粉を絡め、牛乳を加えるフライパングラタンの作り方は、基本的なグラタンの作り方と一緒です。食材を色々と変えてアレンジできるのも魅力的ですね。
これからの時期、そら豆やズッキーニ、イカなどの食材で作ってもおいしいですよ。
著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
りんさんが運営する『みなとキッチン』 ※外部サイトに遷移します
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:フライパンひとつで完成!アスパラと新じゃがと鶏肉のグラタン【身体が変わる!10分レシピ#29】|KenCoM