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2017.10.11

身近な食材で血管が若返る!?かぼちゃのいとこ煮【男の和ごはん#10】


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2017年も早いもので10月ですね。「男の和ごはん」10回目となる今回は、この時期に食べたいかぼちゃを使ったレシピです。

かぼちゃは、血管の若々しさを保つために大切な栄養素がたっぷりと入った食材です。血管は全身に酸素や栄養を届けて老廃物を回収するインフラなのに、「肉体は血管から老いる」と言われるほどデリケート。かぼちゃの栄養は、そんな血管のトラブル予防に貢献してくれますよ。

今回は、いつもの煮物にちょっとひと工夫を加えた「いとこ煮」をご紹介します。

かぼちゃのいとこ煮

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かぼちゃは”冬至に食べるもの”というイメージが強いかもしれませんが、実は収穫の時期は夏なんです。貯蔵することによって甘味が増すので、食べごろは秋からとなり、冬まで持つという特徴があります。

「いとこ煮」は日本各地に伝わる郷土料理ですが、その中でも「かぼちゃと小豆のいとこ煮」は奈良地方に伝わるレシピです。
ちなみに名前の由来は、火が通りにくい食材から”おいおい煮ていく”ことを、甥(おい)と甥でかけて”従兄弟(いとこ)”と呼ぶようになったといわれています。

作り方はいたってシンプルです。一緒に作っていきましょう。

【材料】(2人分)

・かぼちゃ 200g
・ゆで小豆(缶) 100g
・水 1カップ
・醤油 大さじ1

【作り方】

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1:かぼちゃは一口大に切る。

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2:鍋に水を入れ、落とし蓋をしてかぼちゃを10分ほど煮る。

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3:かぼちゃに竹串を刺してスッと通るようになったら、小豆と醤油を加え少し煮詰めて出来上がり。

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かぼちゃのホクホク感が楽しめ、間食にもできる一品です。女性やお子さんにも喜ばれるでしょう。

かぼちゃにはビタミンA、C、Eがすべて豊富に含まれています。これら3つのビタミンはビタミンACE(エース)と呼ばれ、共同して抗酸化作用を示します。
血管の老化につながるとされる活性酸素を除去してくれるのが、この抗酸化成分です。

小豆にもアントシアニンという抗酸化成分が入っていますし、カリウム、サポニンの利尿作用によって高血圧を防ぐ効果も期待できます。

身体に優しい1品ですので、食卓に添えてみてください。

■「男の和ごはん」バックナンバー

実は江戸料理 ごはんが進むいわしの蒲焼き【男の和ごはん#7】

お酒で疲れた肝臓もほっと一息。まろやかごま豆乳味噌汁【男の和ごはん#8】

お腹の調子をスッキリ整える!さつまいものレモン煮【男の和ごはん#9】

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

オフィシャルブログ: 「カラダヨロコブログ」 ※外部サイトに遷移します

(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します

提供元:身近な食材で血管が若返る!?かぼちゃのいとこ煮【男の和ごはん#10】│KenCoM

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