2020.05.11
「薄味」の法則
濃い味と薄味、みなさん薄味のほうが健康的! ということはご存知ですよね?
なぜ薄味のほうが健康的なのでしょう??
みなさん、昔、理科の実験で「浸透圧」の実験をされたことありませんか?
片側に濃いものを入れても、液体は必ず同じ濃度になろうとする。
これはからだの中でも同じことですね。
からだの中の、塩分濃度が高くなると、のどが渇きます。
これは体内の濃度が高すぎて、薄めたい! と叫んでいる証拠。
味のたっぷり染み込んだすき焼きや佃煮などごはんのお供と言われる食品で、ごはんが進むのはそのためですね!
しかし、このような濃いものばかりを食べていると、血圧が上がって、血管を痛めつけます。
もちろん、それでごはんを食べ過ぎると、太ってまた心臓に負担がかかるという悪循環、負のスパイラルに巻き込まれることも!
薄味に慣れておくと、どんなものもおいしく感じることができます。
素材の味、そのものを楽しむこともできますね。
味覚は生まれもったものではなく、環境で変わります!
訓練で、薄味にすることは可能ですよ~!
文/じゅんこりん
1980年1月生まれの山羊座。広島生まれ、広島育ち。名古屋の大学を出て、広島の国立病院勤務、ワコールの管理栄養士を経て再び病院勤務でメタボ予防に携わっている。小さいときからチョコ好き。その他、太るといわれるものはほとんど好き。食いしん坊はいまだかわらず、B級グルメが大好き。
イラスト/いしわたりきわこ
東京生まれ。テキスタイルデザイナーを経て、コピーライター、ライター、イラストレーターに。渾身の著書「駅弁の旅」、「ぜいたくはひとりごはん」共著に「東京ナチュラルスイーツ」、「おいしいごはんの店~自然派レストラン全国ガイド」などがある。
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