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2018.09.26

【特集/なんとかしたい!肩こり】 運動嫌いもできる「ひねる」ストレッチ


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----「筋トレは"やっている感"がありますよね。だけど、頑張り続けないといけないからしんどくなって、途中でやめてしまう人が多い」と松村先生。骨ストレッチは、ラクにからだがほぐれてここちよさを実感できるから、習慣にすることができるのです。

簡単にできて効果抜群  骨ストレッチでこりを解消

前回ご紹介した手首ブラブラよりも、肩のこりをダイレクトにほぐせるのが「手首肩甲骨ストレッチ」です。まずは、右腕を回して肩まわりの状態をチェックしてからスタート。

前回:【特集/なんとかしたい!肩こり】 こったときの骨ストレッチ ※外部サイトに遷移します

前回:【特集/なんとかしたい!肩こり】 こったときの骨ストレッチ ※外部サイトに遷移します

肩甲骨 ※外部サイトに遷移します

●手首肩甲骨ストレッチ

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(1)足を肩幅に開いて立つ。右手の親指と薬指で輪っかを作り、左手の親指と小指で右手首の両端にあるグリグリした骨の部分を押さえたら、肘を直角に曲げる。

(2)顔は正面のまま笑顔で、からだだけ右後方にひねる。
※反対側も同様に行う。

7回程度行ったら、右腕を回してみましょう。肩甲骨からスムーズに回っているはずです。鏡の前で行うと、末端(手首)を制御することによって、くるぶし、ひざ、骨盤、背骨、肋骨、鎖骨、肩甲骨が動いているのがわかると思います。頑固な肩こりだけでなく、ウエストの引き締め効果も期待できますよ。

肋骨 ※外部サイトに遷移します

スムーズでここちいい身のこなしを実現するカギは、鎖骨にもあります。

●鎖骨ひねり

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(1)足を肩幅に開いて立つ。両手の親指と小指で鎖骨の出っ張ったところを上下に挟むように押さえる。

(2)顔は正面のまま笑顔で、からだを左右にひねる。
※椅子に座ったまま行ってもOK。

鎖骨が動くと肩甲骨、肋骨、骨盤が連動するので、鎖骨を押さえずに普通にからだをひねったときより、格段にひねれているはずです。だから、ウエストの引き締め効果が抜群。

真面目な人ほど、「何セットやればいいですか?」 と聞いてくるのですが、できる範囲でかまいません。たとえば、10回×3セットといったら、できないと自分を責めてしまうでしょ。"いい加減"というのは、"いい""加減"なのです。義務や無理でやらず、できる範囲でここちよく、こりをほぐしてみてください。

----手首肩甲骨ストレッチも鎖骨ひねりも、笑顔で行うとさらにゆるむそう。笑顔で、いい"加減"に行うことで、こりがほぐれ、からだも引き締まり、姿勢もよくなり、身のこなしも軽やかになる。運動嫌いの人や長続きしなかった人も、骨ストレッチなら続けられそうですね。

松村 卓

スポーツケア整体研究所代表。陸上短距離のスプリンターとして活躍後、スポーツトレーナーに転身。ケガに悩まされた現役時代のトレーニングを見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた"骨ストレッチ"を考案。『ゆるめる力 骨ストレッチ』、『やせる力 骨ストレッチ』(ともに文藝春秋)など著書多数。

取材・文/山崎潤子(ライター)
イラスト/はまだなぎさ

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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提供元:【特集/なんとかしたい!肩こり】 運動嫌いもできる「ひねる」ストレッチ|ワコール ボディブック

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