2018.07.27
太ももの前側も鍛えてハリ感アップ!下半身チューブトレーニング【かんたんビジトレ#20】
ビジネスパーソンがスーツの似合うカラダを作るためのトレーニング、略して「ビジトレ」。第20回目のテーマは「脚まわり」です。
どう鍛えたらいいのかを、肉体派モデルでパーソナルトレーナーの山下晃和さんに教えてもらいます。
ジャケットで隠せない下半身を引き締める
オフィスではクールビズスタイルで仕事をする方が多いと思いますが、そんなときにお腹が出っ張っていたり下半身が弛んでいたりすると、ジャケットで隠せない分如実に表れてしまいます。
とくに下半身で大きな筋肉である太腿の前側にある大腿四頭筋が貧弱だと、スーツのパンツを格好良く履きこなせません。
今回紹介するチューブレッグプレスで、ここをしっかり鍛えていきましょう。
【ITEM】
■チューブ
トレーニング用のゴムチューブ。スポーツ用品店だけではなく、最近ではドラッグストアやディスカウントショップ、電気屋さんなどにも売っています。
家だけでなく、職場、旅行先でも使える、便利なトレーニング器具です。
強度ごとに分かれているタイプが多いですが、束ねると強度を変えることが可能なので、低い強度のものを1つ持っておけばいいでしょう。
【HOW TO】
(1) 床に仰向けになり、両足を揃えた状態で膝を曲げ、胸元に引き寄せる。チューブを足裏に引っ掛けて両手で軽く引っ張り、たるまないよう手に巻くなどして長さを調整し、肘を床につける。
(2) (1)の姿勢から両脚を上に向けて、まっすぐ伸ばしていく。チューブの張力に負けないよう、ゆっくり伸ばすのがポイント。脚が伸びきったら今度はチューブの反動に逆らいながらゆっくりと元の位置に戻していく。これを10回×2~3セット。
【ONE POINT】
両足を上に伸ばすときに腕も一緒に引っ張られないよう注意です。肘は常に床につけ、チューブの張力と反動を利用して脚の曲げ伸ばしを行いましょう。
チューブで大腿四頭筋を鍛える
チューブレッグプレス、いかがでしたか?
あらゆる筋肉の中でも大腿四頭筋はかなりの大きさを誇るため、鍛えれば全身の基礎代謝量を高める効果が期待できます。
本来、レッグプレスはジムでマシンを使って行いますが、チューブが一本あれば家でも簡単に再現できるのがポイント。もちろん大腿四頭筋以外にも、太腿の裏側のハムストリングスや尻の大殿筋も鍛えられますよ。
今回で「かんたんビジトレ」は最終回です。ご愛読ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!
トレーナープロフィール
■山下晃和(やました・あきかず)
幅広いジャンルで活躍する肉体派ファッションモデル。パーソナルトレーナー資格NASMを取得しており、トレーナーとしても活動中。世界各国を自転車で旅した経験を持ち、トラベルライターとして数多くの雑誌に寄稿している。著書に『自転車ロングツーリング入門』(実業之日本社)がある。
山下晃和公式サイト ※外部サイトに遷移します
著者プロフィール
■黒田創(くろだ・そう)
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆中。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:太ももの前側も鍛えてハリ感アップ!下半身チューブトレーニング【かんたんビジトレ#20】|KenCoM