2018.06.25
汗がでる仕組みを知って、汗かき上手になろう
夏場は、身体がだるくなったり重くなったりしやすい季節ですね。
人体は体温が上昇したときに発汗し、生体活動の均衡を保つために適した温度に調整する機能があります。特に夏場は上手に汗をかき身体から無駄な熱を逃がすことが、健康維持のために大切です。
汗腺は人体におよそ200万~500万個あると言われており、この数は3歳前後までに遺伝や生活環境の影響を受け形成され、その後死ぬまで数が変わることはないと言われています。またすべての汗腺のうち活動している(汗をかくことが出来る)汗腺を能動汗腺と呼びます。この能動汗腺は使われないと2~3年で徐々にその働きが衰えると言われています。これが通称「冷房病」と言われるもので、正式な名称は「能動汗腺衰退症」といいます。
では汗腺を鍛えて、”良い汗”をかくにはどうすればよいでしょうか?
まずは適度に水分を取り運動をすること。運動は汗腺機能を鍛える効果があります。次にクーラーに入り浸らないこと。空調が行き届いた居住空間に慣れた現代人は、汗をかくことが苦手だという方も少なくありませんが、汗をかかない生活をし続けると、老廃物がたまりベトベトした”悪い汗”しかかけなくなってしまい、不快感の原因になることもあり悪循環。本来”良い汗”は、ほぼ水分でサラサラとして蒸発しやすくニオイも少ないものですから、意識的に汗をかく機会を設けるようにしましょう。
記事提供:サンスター 健康道場
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