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ビジネスパーソンがスーツの似合うカラダを作るためのトレーニング、略して「ビジトレ」。連載第5回目のテーマは腹筋です。
連載第1回目で、"スーツを着こなすうえでは肩周りと胸周りを鍛えるのが先決"、と説明しましたが、やっぱりお腹周りも気になりますよね。と、いうわけで今回は腹直筋に効くシッティングニーレイズに挑戦してみたいと思います。

まず断っておきたいのが、このエクササイズをやっても簡単にポッコリお腹が引っ込むわけではないということ。でも、腹筋に刺激を与え続けていると次第にお腹周りに筋肉がついてきて、自然と引き締まって見えるようになるのです。
また、エクササイズを継続することで次第に代謝が上がり、脂肪も燃焼しやすくなります。気温が上がり始めるこれからの季節、ウエストを少しでも絞りたければ今からやっておくといいでしょう。

シッティングニーレイズ

①　机に正対する形で椅子に座り、背筋を伸ばして顔は正面を向く。両手は肩幅より少し広めに開いて机につく。

②　両膝を揃え、胸元に引き寄せるイメージでゆっくり上げ、続けて下げる。無理に膝を高く上げなくても構わないので、背中が丸まったり姿勢が崩れないよう意識しよう。また、反動をつけて行わないよう注意。10回×3セット。

膝と膝の間が離れるのは×。常に揃えておくこと。

【ONE POINT】

シッティングニーレイズは腹直筋だけではなく、腸腰筋と呼ばれる骨盤から内腿にかけて繋がる筋肉も鍛えられます。腸腰筋が発達すると腰痛防止になるほか、ウエストやヒップのラインがきれいになるメリットがあります。また、普通の腹筋運動はやり方を誤ると腰に負担がかかってしまうのですが、ニーレイズならその心配も少ないですよ。オフィスなどで椅子に座って気軽に出来るのもポイントですね。

では、次回もお楽しみに！

トレーナープロフィール

■山下晃和（やました・あきかず）
幅広いジャンルで活躍する肉体派ファッションモデル。パーソナルトレーナー資格NASMを取得しており、トレーナーとしても活動中。世界各国を自転車で旅した経験を持ち、トラベルライターとして数多くの雑誌に寄稿している。著書に『自転車ロングツーリング入門』（実業之日本社）がある

山下晃和公式サイト ※外部サイトに遷移します

著者プロフィール

■黒田創（くろだ・そう）
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆中。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。

（監修医師：石原藤樹先生） ※外部サイトに遷移します

提供元：お腹が出てても引き締まって見える!?机でできる鉄板フッキン【かんたんビジトレ#5】│KenCoM

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