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2023.06.27

サウナは「8つの簡単コツ」で、超"深く"楽しめる|今日から実践!さらに「ストレス解消」になる!


よりストレスコントロールにつながる「サウナ浴」のコツをご紹介(写真:den-sen/PIXTA)

よりストレスコントロールにつながる「サウナ浴」のコツをご紹介(写真:den-sen/PIXTA)

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サウナブームが日本を席巻しているのは、今や誰の目にも明らかだ。「サウナ本場の国」北欧フィンランドにあやかり、「フィンランド式サウナ」をうたうサウナ施設も次々につくられている。

だが、はたしてどれだけの日本人が、フィンランド・サウナ本来の特徴を正しく把握しているだろうか。というのも、筆者が住むフィンランドに無数にあるサウナ室と、日本でフィンランド式サウナをうたうサウナ室とでは、得てして環境も入浴法も別物なのだ。

「フィンランド・サウナ」を曲解しているのは、決して日本人だけではない。「今やサウナは世界全体で1700万もあると推定されるが、国外で『フィンランド・サウナ』を名乗るサウナのほとんどは、実際にフィンランドで体験できるサウナとはまったく異なったものになってしまっている」と、話題の書『「最新医学エビデンス」と「最高の入浴法」がいっきにわかる!究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』の著者カリタ・ハルユ氏(サウナ・フロム・フィンランド協会代表)も憂いている。

本記事では、同書を再編集しながら、「『サウナ』をもっと"深く"楽しめる!入浴法8つのコツ」について解説する。

『「最新医学エビデンス」と「最高の入浴法」がいっきにわかる!究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

「サウナ浴」は多くの人ができる「ストレス緩和方法」

日常生活の中で、私達は多くのストレスを感じています。

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「適度なストレス」は、能力のキャパシティーを高め、パフォーマンス力を上げることもあります。しかし、得てしてストレスは、私たちの身体、メンタル、社会性を蝕んでいく生体反応です。

「ストレスの緩和方法」も人それぞれで、さまざまな自分に合ったリラックス法があると思いますが、「サウナ浴」は人を選ばず、多くの人たちができる、そして簡単なストレス緩和方法です。

サウナの入り方には決まった規則があるわけではなく、自分が心地よく思えるように入って構わないものですが、じつは、さらにストレスコントロールにつながる「サウナ浴」のコツがあります。

では、そのコツはどのようなものでしょうか。ここでは8つのコツを紹介します。

ひとつめは、「目を閉じ、呼吸を整える」ことです。

「最もくつろげる姿勢」でゆっくり呼吸をする

【1】目を閉じ、「呼吸」を整える

サウナは、日常的に忙しくしている人が深くリラックスし、かつ自分自身を内観するのに最高の場所です。

まずは、心身が最もくつろげるコンディションをつくるために、目を閉じ、呼吸を整えて意識を集中させましょう。

【2】呼吸に「意識」を傾ける

呼吸を整えたら、自分の呼吸にさらに意識を傾けてみましょう。

サウナに入っているときは、あなたにとって最もくつろげる姿勢であればどんな姿勢でも構いません。座禅のように足を組んで座ってもいいし、後ろの壁にもたれたり、可能なら寝転がったりしてもいいのです。

最もくつろげる姿勢で「鼻で空気を吸い込み、口からゆっくり吐き出す」という呼吸を数回行ってみましょう。

呼吸を整えたら、自分の呼吸にさらに意識を傾けてみる。サウナに入っているときは、最もくつろげる姿勢であればどんな姿勢でも構わない。可能なら寝転がったりしてもいい(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

呼吸を整えたら、自分の呼吸にさらに意識を傾けてみる。サウナに入っているときは、最もくつろげる姿勢であればどんな姿勢でも構わない。可能なら寝転がったりしてもいい(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

【3】静寂に「耳」を傾ける

呼吸に意識を傾けたら、次はサウナの静寂の中で「耳」を休ませてあげましょう。

多くの人は、無自覚であっても日頃から喧騒に苛まれています。サウナの中では、日頃の喧騒から離れることができます。

サウナの中の静かな空間で、静寂を耳で楽しみ、休ませながら、リラックス度合いを高めましょう。

4つめのコツは、「サウナ空間のどこか『一点』に意識を移す」ことです。

【4】サウナ空間のどこか「一点」に意識を移す

サウナ室の中で、あなたが「意識を集中させたい対象」を見つけましょう。対象はどんなものでも構いません。ストーブの薪がパチパチ燃える「音」にじっと耳を傾けることでもいいでしょう。

自分で決めた「一点」に意識を移しながら、穏やかに息を吸って、吐くことを繰り返します。

サウナ室の中で「意識を集中させたい対象」を見つける。自分で決めた「一点」に意識を移しながら、穏やかに呼吸を繰り返す(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

サウナ室の中で「意識を集中させたい対象」を見つける。自分で決めた「一点」に意識を移しながら、穏やかに呼吸を繰り返す(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

心が「シンプルに穏やかである状態」を楽しむ

【5】全身に意識をめぐらす

次に、意識を全身へと広げましょう。身体が呼吸をし、さまざまな感覚が目覚めていくのを感じ取ります。それらを、親しみをもって優しく味わいます。

次第に、サウナの愛おしい熱が、脳や身体を満たしていきます。このように全身に意識をめぐらせ、心の内部が「シンプルに穏やかである状態」を楽しんでください。

【6】ロウリュで定期的に雑念を払う

自分の心の煩悩に気づいたら、その都度、いまここにある身体と呼吸に集中し直すようにします。

もしあなた自身が「ロウリュを浴びたい」と感じたら、あるいは、「浮かんでくる雑念を一度リセットしたい」と思ったら、そのたびにストーブに水をかけて蒸気を出します。

サウナは「クールダウン」も大切です。定期的に「クールダウン」を必ず行いましょう。

【7】定期的にクールダウンする

サウナで心の赴くままにロウリュを浴びたら、合間にはクールダウンをしに外へ出たり、冷水に潜ったりします。

時間の縛りや決まった行動はありません。サウナ浴は、あなたが「心地いい」と感じるように楽しめばいいのです。

サウナがもたらす「安心感」「温もり」「心の内部の平穏さ」をできるだけ長く維持し、サウナのあとの余韻を楽しむ(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

サウナがもたらす「安心感」「温もり」「心の内部の平穏さ」をできるだけ長く維持し、サウナのあとの余韻を楽しむ(イラスト『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』より)

【8】お茶などを飲み、「サウナの余韻」をできるだけ長く楽しむ

サウナのあとは、その余韻を楽しみましょう。

「お茶などを1杯飲む」ことでも、サウナの余韻の心地よさは、さらに長く持続できるでしょう。

サウナがもたらす「安心感」「温もり」「心の内部の平穏さ」を、サウナを出たあともできるだけ長く維持しましょう。

サウナ浴は時間の縛りや決まった行動はない。クールダウンも「心地いい」と感じるように楽しめばいい(写真提供:こばやし あやなさん)

サウナ浴は時間の縛りや決まった行動はない。クールダウンも「心地いい」と感じるように楽しめばいい(写真提供:こばやし あやなさん)

「サウナ」は何よりも「リラックスできる場所」

多くの人にとって、「サウナ」は何よりもまず、日常生活のプレッシャーから解放されリラックスするための場所であるはずです。自身の思考に耳を傾け、考えをめぐらせるための場でもあるでしょう。

「サウナ浴」のコツを身につければ、日頃の「過度なストレス」の緩和ができ、「サウナ」の楽しさもさらに実感できて一石二鳥です。

日々の生活にもっと「サウナ」を取り入れて、「ストレスフリー」で健康な生活を送りましょう。

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提供元:サウナは「8つの簡単コツ」で、超"深く"楽しめる|東洋経済オンライン

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