2022.12.06
買えば助成金も。家庭の生ゴミを捨てない「コンポスト」に注目!
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目次
・家庭から出るゴミの約4割は生ゴミ!
・生ゴミを資源に変えるコンポストを活用しよう
・コンポストの始め方・知っておきたいこと
・自治体の助成制度などを上手に利用しよう
・おすすめコンポスト2選
環境省が発表したデータによると、2020年度に家庭から出たゴミの排出量は年間で4167万トン。量は年々微減していますがまだまだ多いのが現状です。ゴミが増えると、ゴミを燃やした際の二酸化炭素の発生の増加や、最終埋め立て地の不足など、さまざまな問題につながっています。
そんな中注目されているのが、極力ゴミを出さない「ゼロ・ウェイスト」を目指す動きです。
今回は、ゼロ・ウェイストに欠かせない「コンポスト」についてご紹介。捨てられるはずのゴミをコンポスト化すれば、ゴミを削減できます。始め方やおすすめのコンポストなども解説します。
家庭から出るゴミの約4割は生ゴミ!
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環境省のデータでは2020年に家庭から出たゴミの量は1人1日901グラム。そのうち、生ゴミが約4割を占めているといわれています。
つまり、ゴミを減らすために重要なのは、生ゴミを減らすこと。食品ロスなどの手つかずの食品や食べ残しを減らすのも重要ですが、生ゴミを捨てずにリサイクルできれば、ゴミ減量に大きく寄与することになります。
生ゴミを資源に変えるコンポストを活用しよう
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生ゴミの活用方法で多く取り入れられているのが肥料にすること。土にそのまま埋めるのが最も簡単な方法ですが、マンションに住んでいる方や、庭の有無など、誰でも取り入れられるわけではありません。
そんな生ゴミ堆肥化の救世主ともいえるのが「コンポスト」。微生物の力で生ゴミを分解し、肥料にしてくれる装置です。電動式や段ボールタイプなどさまざまなものがあるので、ライフスタイルやゴミの量によって選ぶと良いでしょう。
コンポストの始め方・知っておきたいこと
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多くのコンポストには季節を問わず活動してくれるよう微生物を含む基材が付属しています。そのため、そのまま放置するより早く生ゴミの分解がすすむのです。
しかしコンポストの活用には注意すべきこともあります。
まず入れてはいけないものがあるということ。玉ねぎやニンニクの皮、卵の殻など分解しにくいものがあるので注意しましょう。また、コンポストの大きさや分解方法によっては、1日に処理できる量も異なるため、事前に確認してください。
水分の多いものや生肉、魚を多く入れた場合、悪臭が発生することもあります。そうならないためにも、入れる際に水気を切るのがおすすめです。もし生肉を入れたりした場合は、ゴミの投入を2~3日休むと改善します。
自治体の助成制度などを上手に利用しよう
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ゴミ減量につながるコンポストの導入には自治体も積極的です。そのため、購入費用に対する助成制度を制定している地域も少なくありません。
助成額は自治体によって異なりますが、購入費用の2~3分の1以内というところが多いようです。購入前に申請し、許可が出てから購入しなければ対象にならない場合もあります。購入前に自治体に問い合わせてみましょう。
おすすめコンポスト2選
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初心者も導入しやすいおすすめのコンポストをご紹介します。
おしゃれなトートバッグで気軽に始められる「LFCコンポストセット」
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大型の装置など設置場所が必要なコンポストが多い中、箱や容器になっているのではなく、トートバッグに基材や生ゴミを入れるスタイルなのが「LFCコンポストセット」です。
専用のトートバッグは完全密封の特別ファスナーがついており、臭い漏れなどの心配はありません。バッグに付属のコンポスト基材を入れれば準備OK。1日400g目安の生ゴミを投入できます。2カ月の投入期間後、3週間の熟成期間で堆肥化が完了します。
ベランダなどに置いても使えるので、置き場所がない方にもおすすめです。
2~3カ月毎にコンポスト基材が届く仕組みになっており、初回は専用バッグ付きで3993円(税込)、その後は都度1848円+送料550円(税込)で利用できます。
キッチンにも置けるおしゃれなデザイン「ボカシオルガンコ2」
【画像出典元】「ボカシオルガンコ2公式Instagram」 ※外部サイトに遷移します
スロベニアで生まれたバイオ式コンポストが「ボカシオルガンコ2」です。電気を使わずに生ゴミを堆肥化し、二重構造なので虫の発生や腐敗を防いでくれます。
最も大きな特徴はそのデザイン。9.6リットルという容量を持ちながら、直径24cm、高さ34cmというコンパクトなサイズ。しかも、クリームホワイトやオリーブグリーンなどキッチンに置いても違和感のないおしゃれなカラーになっています。
発酵を促進してくれるボカシ1kg付で、1万5800円(税込)です。
生ゴミ減量の強い味方になってくれるコンポスト。処理の手間や置き場所などの懸念事項を解消してくれるものも登場して始めやすくなってきています。
できた堆肥でおいしい野菜やきれいな花などが育てられるのもメリットの1つ。気軽に始めて、ぜひ、毎日の習慣にしてみてください!
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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