2022.04.28
迷ったらどっち?我慢はNG!太らないスイーツの選び方
スイーツショップでショーケースを覗くときのワクワク感はつい日常を忘れ、私たちをときめかせてくれます。大好きなスイーツを楽しみながらダイエットを成功させられたら嬉しいですよね!でも、そんな夢のような話があるのでしょうか?
そこで今回は「スイーツもダイエットも両方諦めない!」ダイエット成功に導く太らないスイーツの選び方をご紹介します。
太らないスイーツなんてあるの?
「絶対に太りたくない!」と思っていても、気分転換やリフレッシュに甘いものを食べたいときだってありますよね。ダイエット中にスイーツを楽しむ際のポイントは、スイーツの量や種類を意識して摂取カロリーを抑えることです。無理な我慢はストレスを生み、逆効果になることもあります。心も体も満足できるような低カロリースイーツを見極める知識をつけていきましょう[1]。
迷ったらどっち?ダイエット中のスイーツ選び
近年“糖質制限ダイエット”が流行っていることから、糖質ばかりを気にしている方が多いようです。しかし、ダイエット中に最も見るべきなのは、エネルギー(カロリー)の数値だということをお忘れなく!カロリーを気にせず、好みのまま選んで食べているうちに気づけは体重が増えていた…なんて、悲しい後悔をしないためにもスイーツごとにカロリーの特徴があることを知ることは大切です。
実際には物によって使われている原材料が異なるため、単純に比較することはできませんが、今回はあくまでも目安の値として食品成分表に記載されている、スイーツの種類ごとのカロリーをご紹介していきます[2, 3]。
(1)いちごのショートケーキ vs チーズケーキ
根強い人気のあるケーキの定番、ショートケーキやチーズケーキ。
どちらも魅力的ですが、カロリーはどちらの方が低いのでしょうか?チーズケーキは、ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキで使用する原材料の配合が異なるため、別々に比較してみましょう。
同じ重量で比べた場合、いちごのショートケーキやベイクドチーズケーキの方がレアチーズケーキよりも低カロリーになる傾向があります。レアチーズケーキは、原材料にクリームチーズや生クリームが入る特徴があるため、カロリーが高くなりがちです。
「どうしてもレアチーズケーキが食べたい!」というときには、食べる量を調整するなどの工夫をして摂取カロリーを控えましょう。
(2)どら焼き vs マドレーヌ
焼き菓子の定番、どら焼きとマドレーヌ。どちらも昔から馴染みがあり人気がありますがカロリーの違いがあるのか比較してみましょう。
同じ重量で比べた場合、どら焼きよりマドレーヌの方が高カロリーになる傾向があります。一見、甘いあんこを使用したどら焼きの方が高カロリーだと思われがちですが、原材料にバターやマーガリンなどの油脂類を多く使用されているマドレーヌの方が高カロリーになる傾向にあるようです。
しかし、バターやホイップクリーム入りのどら焼きも販売されていますから、購入する際にはパッケージの表示をご確認ください。
(3)カスタードシュー vs 生クリームシュー
プチプラスイーツの定番、シュークリーム。どちらのクリーム入りのシュークリームを購入しようか迷った経験はありませんか?カスタードシューも生クリームシューも魅力的ですが、中身のクリームによってカロリーの差があるのかを見ていきましょう。
ホイップクリームはカスタードクリームの2倍以上のカロリーがあり驚きますね。そしてサイズアップでクリームの使用量が多くなればなるほどカロリーの差も大きくなります。
つまり、シュークリームに限らず、ワッフルやクレープなどに入る、中身のクリーム選びはスイーツのカロリーを左右する超重要なポイントの1つと言えるでしょう。
もっと低カロリースイーツは?
ここまでご紹介してきたスイーツは比較的どれも高カロリーでしたので「もっとカロリーの低いスイーツはないの?」という声が聞こえてきそうですね。
そこで、スーパーマーケットやコンビニで手軽に買える低カロリースイーツをご紹介します。1食あたりのカロリーが低い順番に掲載しましたので、ぜひ参考にしてお選びください。
ダイエット中でも楽しむ!スイーツ選びまとめ
「ずっと綺麗な自分でいたい!」「頑張っている自分へご褒美スイーツで労いたい!」そんな思いを欲張りに叶えるためには、スイーツの種類ごとの特徴を知ったうえで、量や頻度を意識して上手に付き合っていきましょう。忘れてはいけないのが、カロリーが低いからと言って食べすぎてしまっては本末転倒だということ。ダイエット中の間食は回数や量を減らす工夫をしてカロリーを抑えることが大切です。
【参考文献】(すべて2022年4月10日閲覧) ※外部サイトに遷移します
【プロフィール】管理栄養士 小野くみ
管理栄養士の資格を取得後、精神科病院、老人保健施設、保健センター等に勤務し、給食業務や栄養管理業務で赤ちゃんからお年寄りまでの栄養指導を経験。
現在は「スポーツキッズを伸ばす管理栄養士」として小中学生アスリート向けの“手間暇かけない栄養満点スポーツ食で、子供のベストパフォーマンスを引き出す”をコンセプトにした、パーソナル栄養講座を開催し、チームや個人の方の栄養サポートを行っている。
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記事提供:リンクアンドコミュニケーション
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