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2022.02.02

ヨーグルト「最高の食べ方」、話題の腸活法の4秘訣|善玉菌が増える!「腸活効果を高めるコツ」は?


「ヨーグルトの腸活効果を高める食べ方」とは?(写真:Table-K/PIXTA)

「ヨーグルトの腸活効果を高める食べ方」とは?(写真:Table-K/PIXTA)

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世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。1992年に発表された「アダムスキー式腸活メソッド」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワードのベスト3」に選出されるほど、本国イタリアのみならず、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど、世界中で話題になっている。
日テレ系列「世界一受けたい授業」(2021年5月22日放映)でも紹介され、「アダムスキー式腸活メソッド」をすべて解説した『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』は、日本でも9万部を超えるベストセラーになっており、大きな反響を呼んでいる。
訳者の森敦子氏が本書の翻訳を通して感じたのは、「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ。
では、アダムスキー氏の提唱する「最高の腸を手に入れるための組み合わせ」はどうやって食卓に取り入れればいいのだろうか? 今回は、本書の翻訳を手掛けた森氏が「ヨーグルトの腸活効果を高める食べ方」について解説する。

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「ヨーグルト」は、工夫次第で腸活効果がさらに高まる

寒くて空気が乾燥する冬は、何かと体調を崩しがちです。

最近ブームの「腸活」では、「腸」の働きをよくすることで、お通じをよくするだけでなく、体全体の免疫力を高める効果も期待されています。

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『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

じつは、腸は栄養を吸収し、「いらないもの」を便として排出するだけではないといわれています。今話題の「アダムスキー式腸活法」を提唱するアダムスキー博士は「腸は、腸内細菌と協力して、免疫システムの80%を担っている」と『腸がすべて』の中で明記しています。

「腸内環境を整える」といわれている食品のひとつが「ヨーグルト」です。

私たちの腸のなかには、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類の菌がいますが、ヨーグルトに含まれている「乳酸菌」や「ビフィズス菌」は、「善玉菌」の仲間で、「悪玉菌」の増殖を抑えて「腸内フローラ」を整えるはたらきがあるといいます。

今回は、話題の「アダムスキー式腸活法」にのっとって、「ヨーグルトの腸活効果をアップさせる方法」を4つ紹介します。

「アダムスキー式腸活法」では、「腸に『汚れ』をため込まないこと」が健康への第一歩だと考えられており、その「腸の汚れ」をとるために最も効果的な洗浄剤は「フルーツ」だとされています。

【1】フルーツヨーグルト

カットフルーツ入りヨーグルト(写真:freeangle/PIXTA)

カットフルーツ入りヨーグルト(写真:freeangle/PIXTA)

フルーツに含まれる「食物繊維」は、ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」や「ビフィズス菌」のエサとなり、これらを増やす効果があるそうなので、「ヨーグルト×フルーツ」を一緒に食べれば、腸活効果は抜群です。

「フルーツ入りのヨーグルト」は、コンビニでも売られていて、毎日手軽に食べられるのがいいですよね。アダムスキー博士は、「フルーツは1日1回、それもなるべくなら2~3種類食べるとよい」と話しています。選ぶときには、なるべくいろいろなフルーツが入ったヨーグルトを買うようにしましょう。

ご自宅でフルーツヨーグルトをつくるときにフレッシュな果物をたくさん用意するのが大変であれば、「冷凍フルーツ」を追加するのもいいし、「ドライフルーツ」を一晩ヨーグルトにつけて戻して食べるのもおすすめです。

なかでもおすすめフルーツは?

フルーツを選ぶときには、みかんやオレンジなどの「かんきつ類」を入れるのがおすすめです。アダムスキー博士は「『腸のお掃除効果』が最も期待できるフルーツは、かんきつ類だ」と話しています。

また、ダイエット中などで「糖分のとりすぎを控えたい」という方は、いちごやブルーベリーといった「GI値の低い果物」を選ぶといいとも、アダムスキー博士は話しています。

「GI値」が低い食品は、体内で糖が穏やかに吸収されるため、血糖値が気になる人でも比較的安心して食べることができ、ベリー類は冷凍でも売られているので、買いおきができるのもうれしいですね。

また、フルーツに含まれる「食物繊維」と並び、「腸内の善玉菌のエサになる」といわれている成分に「オリゴ糖」があります。

【2】バナナヨーグルト

バナナヨーグルト(写真:karin/PIXTA)

バナナヨーグルト(写真:karin/PIXTA)

そのオリゴ糖が豊富に含まれる食品の代表が「バナナ」です。

バナナには、「オリゴ糖」だけでなく、水分を引き込んで便を柔らかくする「水溶性食物繊維」も豊富に含まれているので、便秘解消効果も期待できます。

はちみつは「最高の甘味料」

バナナとヨーグルトとは、味の相性もいいのがうれしいですよね。牛乳やヨーグルトドリンクを足してスムージーにすると、飲みやすいので無理なく生活に取り入れられると思います。

また、バナナは腹持ちがいいので、バナナとヨーグルトを朝食にするのもおすすめです。

【3】はちみつヨーグルト

ヨーグルトにはちみつ(写真:kai/PIXTA)

ヨーグルトにはちみつ(写真:kai/PIXTA)

「アダムスキー式腸活法」でもうひとつ強く推奨されているのが「はちみつ」です。アダムスキー博士は、はちみつを「最高の甘味料」と絶賛しています。

はちみつは栄養のかたまりで滋養強壮があるうえに、内臓の働きを高める効果もあるのだそうです。のどの炎症を抑え、咳を鎮める効果も期待できるので、風邪をひきやすいこの季節にはぴったりですね。

「アダムスキー式腸活法」では、はちみつは、ヨーグルトだけでなくフルーツとも組み合わせていいと考えられています。そのため、バナナヨーグルトをはじめとしたフルーツヨーグルトに、はちみつをかけるのもOKです。

また、一口にヨーグルトといっても、お店にはたくさんの種類が並んでいるので、どれにしようか迷ってしまいますよね。

【4】自分に合うヨーグルトを探す

自分に合うヨーグルト、どうやって探す?(写真:AK/PIXTA)

自分に合うヨーグルト、どうやって探す?(写真:AK/PIXTA)

じつは、ヨーグルトによって入っている「乳酸菌」には違いがあり、種類も効果もさまざまなのだそうです。『腸がすべて』の医学監修をつとめた澤田幸男医学博士(澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)は、「人によって体に合う乳酸菌は違うので、ヨーグルトは2週間ほど同じ種類を継続的に食べて、体の変化を観察するとよい」と話しています。

今は、「お腹の調子を整える」「腸内環境の改善に役立つ」といったものから、「目や鼻の不快感を緩和する」「血圧が高めの人に」というものまで、さまざまな機能を持つヨーグルトがあります。

まずは「自分の体のお悩み」を解決してくれそうなヨーグルトを2週間食べてみて、効果を実感できないようであれば、違う種類を試してみるというのがよいのではないでしょうか。

「腸の声」に耳を傾ければ、うまくいく

体の変化を知る方法のひとつが「毎日のお通じ」です。アダムスキー博士は、「『腸の声』を聞けば、すべてがうまくいく」と話し、毎日、便を観察することをすすめています。

アダムスキー博士によると、理想の便は「①バナナのような少し柔らかくてどっしりとした固さ」「②ソーセージのような表面と形状」「③こんがりと焼けたハンバーガーのような色」なのだそうです。

みなさんも、毎日の食生活で「腸」を意識し、自分の便が伝えてくれる「腸の声」に耳を傾けるところから「腸活」を始めて、「さらに健康な体」を手に入れてみませんか。

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

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「カップ麺の牛乳戻し」子どもの食生活が危機的だ

ヨーグルトの「腸を汚す食べ方」意外すぎる4大NG

日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG

提供元:ヨーグルト「最高の食べ方」、話題の腸活法の4秘訣|東洋経済オンライン

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