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2021.06.22

「オリーブオイル」で最高の腸活!超簡単5大秘訣|「ちょっとした工夫」で「腸の汚れ」スッキリ!


刺身用のお魚に「オリーブオイル」「酢」「塩」「こしょう」のドレッシングをかけた「お魚のカルパッチョ」は、腸活におすすめの「エキストラバージンオリーブオイル」のとり方です(写真:ぱぱ〜ん/PIXTA)

刺身用のお魚に「オリーブオイル」「酢」「塩」「こしょう」のドレッシングをかけた「お魚のカルパッチョ」は、腸活におすすめの「エキストラバージンオリーブオイル」のとり方です(写真:ぱぱ〜ん/PIXTA)

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世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。1992年に発表された「アダムスキー式腸活メソッド」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワードのベスト3」に選出されるほど、本国イタリアのみならず、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど、世界中で話題になっている。

日テレ系列「世界一受けたい授業」(5月22日放映)でも紹介され、「アダムスキー式腸活メソッド」をすべて解説した『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』は、日本でも7万部を超えるベストセラーになっており、大きな反響を呼んでいる。

訳者の森敦子氏が本書の翻訳を通して感じたのは、「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ。

では、アダムスキー氏の提唱する「最高の腸を手に入れるための組み合わせ」はどうやって食卓に取り入れればいいのだろうか? 今回は、本書の翻訳を手がけた森氏が、「『腸活効果』を最大化するオリーブオイルのとり方」について解説する。

『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

「腸の汚れ」を落とせば、「腸活効果」はもっと高まる

腸の働きをよくしてデトックスを行い、体に本来の力を発揮させることを目指す「腸活」が話題になっています。「腸に汚れがたまっていれば、せっかくの体にいい栄養素も吸収できなくなってしまう」と考えるのが、今話題の「アダムスキー式腸活法」です。

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『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』 クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

その「腸にたまった汚れ」を取り除くための「洗浄剤」として、アダムスキー博士がおすすめしているのが、熟したオリーブの実を搾っただけの高品質なオリーブオイル「エキストラバージンオリーブオイル」です。

オリーブオイルに腸の洗浄効果を発揮してもらうためのポイントは、「非加熱」で「まとまった量」を摂取すること。そうすることで、オイルの働きにより、腸にたまった汚れが滑り落ちていくのだそうです。

しかし、過剰摂取は体によくありません。体の負担にならない量を摂取するのが理想的です。

今回は、そんな「『腸活効果』を最大化するオリーブオイルの最高のとり方」を5つ紹介します。

最も挑戦しやすいのは、いつもの「野菜サラダ」のドレッシングに「エキストラバージンオリーブオイル」を使うことだと思います。

【1】「オリーブオイル+塩」で、いろいろな「サラダのドレッシング」を

基本の「オリーブオイル+塩」にさまざまな調味料・ハーブを加えても(写真:karandaev/PIXTA)

基本の「オリーブオイル+塩」にさまざまな調味料・ハーブを加えても(写真:karandaev/PIXTA)

オリーブオイルは、しょうゆとも相性がいいので、オリーブオイルとしょうゆ、酢を同量ずつ混ぜれば、簡単に「和風ドレッシング」が作れます。少し「わさび」を入れても、いいアクセントになります。

また、「オリーブオイル」に酢、マスタード、塩、こしょうをよく混ぜて乳化させれば、「オリーブオイルのフレンチドレッシング」も作れます。

「いろいろと混ぜるのが面倒だ」という方は、シンプルに「オリーブオイル」と「塩」だけで味付けするのもおすすめです。

シンプルなのでどんな野菜とも相性がよく、「チーズ」「煎ったナッツ」「バルサミコ酢」など、家にある食材でかんたんにアクセントがつけられるため、毎日飽きずにサラダを楽しむことができます。

シンプルなサラダをおいしく仕上げるコツは、「質のいいオイルと塩」を使うことだと思います。オリーブオイルは、かならず「エキストラバージン」と表示のあるものを使ってください。

最初から大容量のものを買うと、使い切る前に風味が落ちてしまうので、最初は300ml程度のものを買うのがおすすめです。

オリーブオイルは、しょうゆと同じで「料理の味の決め手」になりますので、少量でいろいろ試しながら好みのオイルを探していくのがいいと思います。

「生野菜×オリーブオイル」が「腸の汚れ」を落とす

また実は、ドレッシングの「オリーブオイル」だけでなく、「生野菜」自体にも「腸の汚れを落とす」効果があります。

「アダムスキー式腸活法」では、野菜は「かさが大きいほどよい」とされており、「加熱によりかさが減っていない生野菜がいちばん」と言われているのです。

食物繊維の豊富な野菜は、生でたくさん食べると消化管の汚れを落とす「煙突掃除人」の働きをしてくれると「アダムスキー式腸活法」では考えられています。

非加熱のエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりと摂取するには、「オイルマリネ」もおすすめです。魚や野菜のマリネもおいしいですが、腸のためのおすすめは、なんといっても「きのこ」です。

【2】「きのこのオイルマリネ」で作り置き

オリーブオイルでいろいろきのこのマリネ(写真:Ushico/PIXTA)

オリーブオイルでいろいろきのこのマリネ(写真:Ushico/PIXTA)

腸内環境を整え、腸内細菌を増やすためには、乳酸菌などの「菌」を摂取することが大事だといわれています。

「きのこ」は「菌類」で、菌そのもの。腸内の善玉菌を増やしてくれるありがたい存在なのです。豊富な食物繊維で便のかさを増やしてくれる働きもあります。腸活のためには、きのこは毎日でも食べたい食材なんですね。

また、「きのこのオイルマリネ」は作り置きにもなるので、冷蔵庫にストックしておくと、1品足したいときや、おつまみが欲しいときにとても重宝します。生野菜とあえてサラダのアクセントにも使うことができるので、とても便利です。

「おすすめの作り方」は?

作るときは、まずオリーブオイル(これはエキストラバージンでなくてもOK)でにんにくを熱し、オイルに香りをうつします。

そこに大きめに切ったきのこ(えのき、しめじ、エリンギ、マイタケ、マッシュルームなど、お好みのものを3~4パック)を加え、強めの中火で炒めます。

塩とお好みのハーブ(パセリ、ローズマリー、タイムなど)で味付けをします。清潔な保存容器に入れ、エキストラバージンオリーブオイルを回しかければ完成です。

「冷めながら味が染みていく」ので、少し時間を置いてから食べましょう。冷蔵庫に長時間入れていたときは、常温に戻してから食べると、オイルときのこがなじんでおいしくいただけます。

刺身用のお魚に、「オリーブオイル」「酢」「塩」「こしょう」のドレッシングをかけた「お魚のカルパッチョ」も、おすすめの「エキストラバージンオリーブオイル」のとり方です。

【3】「サーモン」や「イワシ」のカルパッチョに

脂ののった「サーモン」「イワシ」がおすすめ(写真:kikisorasido/PIXTA)

脂ののった「サーモン」「イワシ」がおすすめ(写真:kikisorasido/PIXTA)

味に癖がなくて作りやすいのは「鯛」などのあっさりとした白身のお魚ですが、アダムスキー博士のおすすめは、「サーモン」や「イワシ」といった脂がのった魚。これらは「オメガ3系脂肪酸」といわれる体にいい脂肪を非常に多く含んでいるのだそうです。

「サーモン」なら、洋風の味付けもよく合いますね。今が旬の「イワシ」は、少し癖が強いので、氷水にさらしたり、酢でしめたりして下処理してもいいと思います。

また、カルパッチョのドレッシングに「しょうが」を加えることでもイワシの癖を弱めることができます。「しょうが」は消化機能を高める効果があるので、腸活効果も期待できます。

おなじみの「魚にレモン」は実はNGです

カルパッチョのドレッシングにはよく「レモン」が使われますが、実は「魚にレモンをかける」のは「アダムスキー式腸活法」ではNGとされています。

そもそも「アダムスキー式腸活法」というのは、食べ物を「消化管を下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸内で渋滞が起きるのを防ぐ」腸活法です。

「レモン=ファスト」「魚=スロー」なので、この2つを同時に摂取すると「腸の詰まりの原因」になるとアダムスキー博士は話しています。

カルパッチョを作るときには、「レモン」ではなく「酢」を使いましょう。米酢だとにおいが気になる方には、マイルドなワインビネガーがおすすめです。

そして、もう1つ、以前「『汚れた腸』が蘇る『フルーツ最高の食べ方』5秘訣」でも紹介したように、アダムスキー博士が「エキストラバージンオリーブオイル」とあわせて腸の洗浄剤としておすすめしているものに、「フルーツ」があります。

『汚れた腸』が蘇る『フルーツ最高の食べ方』5秘訣」 ※外部サイトに遷移します

【4】「フレッシュフルーツ」にかけてあえる

「フルーツ」「エキストラバージンオリーブオイル」は腸のお掃除効果抜群の組み合わせ(写真:花咲かずなり/PIXTA)

「フルーツ」「エキストラバージンオリーブオイル」は腸のお掃除効果抜群の組み合わせ(写真:花咲かずなり/PIXTA)

「オイル」が消化管の壁を保護しつつ食べ物の下りてくるスピードを速くするのに対し、「フルーツ」には消化管の詰まりを取る「ラバーカップ」のような働きがあると「アダムスキー式腸活法」では考えられています。

そのため、「フルーツ」に「エキストラバージンオリーブオイル」をかけると、腸のお掃除効果がとても高い1品になるのです。

「フルーツにオイルをかける」と聞くと、斬新すぎて挑戦しづらいかもしれませんが、「フルーツサラダ」を作る感覚で、小さく切った数種類のフルーツにオリーブオイルをかけてあえると、食べやすいように感じました。

1種類のフルーツにかけるなら、「キウイ」や「バナナ」など、少しとろみのある果物だと相性がいいと思います。

【5】「スプーン1杯分」を「そのまま飲む」

NGな組み合わせを食べるときはスプーン1杯の「エキストラバージンオリーブオイル」が腸へのダメージを防ぐ(写真:kai/PIXTA)

NGな組み合わせを食べるときはスプーン1杯の「エキストラバージンオリーブオイル」が腸へのダメージを防ぐ(写真:kai/PIXTA)

先ほどお話ししたNG例「お魚のカルパッチョにレモン」のように、アダムスキー式メソッドに従うと、トマトパスタ(「トマト=ファスト」×「パスタ=スロー」)や、キムチ(「野菜=スロー」×「唐辛子=ファスト」)といった意外な食べ物がNGとなってしまいます。

けれども、どうしても「NGな組み合わせ」が食べたいときもあると思います。会食などで、どうしても食べなくてはならないときは、「『エキストラバージンオリーブオイル』をスプーン1杯飲むことで『悪い組み合わせ』が腸にもたらすダメージを防ぐことができる」とアダムスキー博士は話しています。

「こびりついた汚れから腸を解放」すること

もちろん普段は「悪い組み合わせ」を避け、「腸の詰まり」を防がなくてはなりませんが、腸活は、続けてこそ効果の出るもの。我慢のしすぎからくるストレスは当然、腸にはよくありません。

たまには「エキストラバージンオリーブオイル」の力を借りて、息抜きをしながら無理なく腸活を続けることが大事なのだそうです。

最後に、大事な点なので強調しますが、「腸にたまった汚れ」は、口から取り込んだ栄養の消化吸収を悪くするだけではありません。

『腸がすべて』の監修をつとめた澤田肝臓・消化器内科クリニック院長である澤田幸男医師は、「『腸の汚れ』は『腸管免疫』や『腸内細菌叢』の働きを鈍らせ、いろいろな病気の引き金になる」と話しています。

腸に「本来の力」を発揮させ、「健康な体」を手に入れるためには、まず「こびりついた汚れから腸を解放」することが欠かせないんですね。

みなさんも、毎日の食事に「非加熱のエキストラバージンオリーブオイル」を取り入れて、腸の汚れを取り除くことから、「腸活」を始めてみませんか。

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

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日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG

日本人なら簡単「最高の腸活」、食べ合わせ5品目

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提供元:「オリーブオイル」で最高の腸活!超簡単5大秘訣|東洋経済オンライン

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