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2021.05.14

健康寿命を延ばそう!わずかプラス10分から始める健康習慣


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「健康寿命」という言葉をご存知ですか?健康寿命とは、わが国では「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義され、3年ごとに公表されています。

今回は、健康寿命を延ばすために、運動がいかに大切かをご紹介します。

平均寿命と健康寿命の差

平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。厚生労働省によると、平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、令和元年で、男性8.73年、女性12.06年でした(下図)。つまり、この期間は病気などによって介護や支援が必要な期間ということになります。

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日本は、厚生労働省が示す最新のデータでも男女ともに平均寿命が80歳を超えており、世界一の長寿大国です。しかし、平均寿命と健康寿命の差を見てみると、“健康に長生きしている”とは言えなさそうです。

それでは、どのように健康寿命を延ばしていくとよいのでしょうか?

まずは10分!すき間時間に体を動かしましょう

将来の病気や要介護状態のリスクを減らすには、生活習慣の改善が大切です。普段の食事や運動、喫煙、飲酒、休養などが鍵となりますが、今回は今日からでも実行できることとして、まずは10分、いつもより体を動かすことをおすすめします。

1日10分からでOK

普段から運動習慣がない人でも取り入れやすいのはウォーキング。
食後にテレビを見る時間、通勤でバスや電車に乗る時間を、10分だけウォーキングの時間に変えてみませんか?いつものスーパーに遠回りして行くのもよいですね。

まとまって10分も取れないよという方は、仕事の合間に座ったままできるストレッチや、エレベーターやエスカレータを使わず積極的に階段を利用するなど、いつもの生活で取り入れられることを試してみましょう。

わずか10分ですが、継続することでがんや生活習慣病の発症が抑えられるなど、健康にさまざまなメリットをもたらすことがわかっています。また、1年間継続することで1.5~2.0kgのダイエット効果も期待できますよ。

まずは10分、慣れてきたら無理のない範囲で徐々に増やしていきましょう。

【参考文献】(すべて2021年5月12日閲覧)

厚生労働省:第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会 資料 ※外部サイトに遷移します

厚生労働省:e-ヘルスネット「アクティブガイド」 ※外部サイトに遷移します

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。

※この記事は2022年5月に改訂しました。

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