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2021.03.25

マスク常用「目もとの衰え」気になる人の対抗策|表情筋使わず、印象変える「たるみ」が生まれる


顔印象を左右する「目もと」を美しく。目もとのたるみを解消する顔面整頓の技を紹介します(写真:USSIE/PIXTA)

顔印象を左右する「目もと」を美しく。目もとのたるみを解消する顔面整頓の技を紹介します(写真:USSIE/PIXTA)

コロナ禍でファンデーションの売り上げが大幅ダウンする一方、アイブロウやアイメイクコスメは前年比売り上げ増を記録し、アイメイクカテゴリーの売り上げが前年比300%を超えた企業も。顔印象を決定づける「目もと」への意識に変化が起きています。

東京・日本橋で多くの女性たちの駆け込み寺となっている鍼灸院院長のかとうようこさんは、マスク生活が引き起こす顔面土砂崩れの対処法を著書『年齢たるみが1分で解消!顔面整頓』で紹介。表情筋のプロフェッショナルであるかとうさんが、顔の印象を決める目もとのたるみを徹底整頓し、メイクが映えるくっきり目もとをつくる方法を解説します。

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密接に関わりあう、繊細な表情筋たちのさけび

2020年12月27日配信の『マスク下で進む「顔面のたるみ」に対抗するコツ』をお読みになったという女性が、駆け込むように来院されました。50代の会社員のその女性は、オンライン会議中、モニターに映る自分の目元のたるみが気になり始めたそうです。在宅勤務のためマスク着用は不要でありながらも、人との会話が激減したことが原因だったのでしょう。そのうちに、家族からも指摘されるようになり、これまでにない顔面の変化に、美容外科を訪れることを本気で考えていました。

新型コロナウイルスとの長期にわたる攻防。ワクチン接種が始まっても、見えない敵との戦いにおいて、マスクは当分必須でしょう。デザイン性に優れたマスクもよりどりみどりで、ファッションのようにマスクを楽しんでいる私たちですが、マスクの下に「隠れている」状況下、表情筋たちの機能は半減し、顔面土砂崩れを起こしています。

人との会話が減り、口まわりの筋力が衰えることの影響は口元だけにとどまりません。表情筋は非常に繊細な筋肉。引きずり落ちた口まわりは、重力により顔全体を崩落させます。
マスク顔において印象をつくる唯一のパーツである「目もと」も「下がって」しまうのです。

なんて怖ろしい!

いまや、道行く人の顔は、マスクをした状態がデフォルトといってもいいかもしれません。マスクを外す瞬間に「この人はこんな顔をしていたのか」と思うこともしばしばです。見えているのが「顔の上半分」──となると、必然的に「目もと」の印象が、顔全体、ひいてはその人全体の印象をつくることになります。

「マスク美人」という言葉が生まれましたが、見えている目もとがくっきり華やかなだけで、美しく見えるならよろこばしい限りですが、残念ながら、その反対も起こりえます。実際に、私の治療院にいらした先の50代の女性は、隠れていない目もと、つまり、涙袋のあたりが、ブルドッグのようなたるみを引き起こしていることで、ぱっと見の印象は実年齢より5歳は老けて見えるように感じました。目のたるみのほか、目が腫れぼったければ、顔全体がむくんだ印象を人に与えてしまうでしょう。

マスクにより隠れている部分のたるみを撃退しなければならないのはもちろんですが、見えている部分をより美しく見せなくてはなりません。この女性には私が開発した「顔面整頓」に取り組んでいただいて、3週間ほどで目もとのたるみはほぼ解消しました。鏡を見るのが楽しくなった、という感想は最高にうれしいものです。

マスク生活で「額のイヤ~なシワ」が生まれるワケ

パソコンやスマホが欠かせない現代は「近くにピントを合わせ続ける生活」。そもそも目もとの表情筋たちにとっては負担の大きい時代です。オンラインでのやりとりが増えたコロナ禍は、目の筋肉や目の周りの表情筋たちがさらに固まりやすい状況を生んでいます。

眼球のなかにある内眼筋のひとつである「毛様体筋」という筋肉があります。これはピントをあわせるときに使われる、水晶体を伸び縮みさせる筋肉なのですが、これがこわばると、急激な視力低下や老眼につながることもあります。パソコンやタブレット画面を見続けて生じる疲れには注意が必要です。

視力低下や老眼の発症に伴って起こるのが、眼球の向きを変えるのに使われる外眼筋の血流不足と機能低下です。目の血行が悪くなると、目の周囲も血行不良が起き、筋肉が衰え、目の下のくぼみやくま、たるみの原因となります。

さらには、瞼を上げる筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)も衰えると、目が開けづらくなり(眼瞼下垂といいます)、目がどんどん小さくなります。

小さくなった目を頑張って開けようとすることで、額にシワが発生します。あの、いや~な額の横ジワが誕生してしまうのです。

「アイライン引いた?」と言われるように

そこでご紹介するのが、「ねっとりネコまぶた」エクササイズ。目の周りとほおの筋肉両方に働きかけます。

(出所)『年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓』(サンマーク出版)

(出所)『年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓』(サンマーク出版)

(外部配信先では写真や図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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『年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓 』(サンマーク出版) クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

注意点は「目の閉じ方」。ぎゅーっと目をきつく閉じるのは、目尻のシワを生むので厳禁。下まぶたで上まぶたを押し上げるイメージで、両まぶたを静かに押し付け合います。

このエクササイズを最初から効果的にできる方はじつは少数ですが、繰り返し行うことで、少しずつできるようになります。「ねっとりネコまぶた」を続けた女性からは「目尻がくっきりしたのを感じていたら、引いていないのに『アイライン引いた?』と言われた」といううれしい感想も。

小さく繊細な表情筋は、基本的には器具を使わず自重で行うことが大前提。「顔面整頓」により、すっきりした表情で春を迎えたいものですね。

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【あわせて読みたい】※外部サイトに遷移します

「コロナ対応の優等生」台湾人が日本に思うこと

実験で新事実「ウレタンマスク」の本当のヤバさ

岩田健太郎「非科学的なコロナ対策が危ない」

提供元:マスク常用「目もとの衰え」気になる人の対抗策|東洋経済オンライン

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