2020.10.13

ギネス記録!葛西紀明「太らない体」を作る食事|「40代のコロナ太り」解消は「食生活」がカギ!


「コロナ太り」を避けるための「3つの食事習慣」を、スキージャンプのレジェンド・葛西紀明選手が紹介(撮影:尾形文繁)

「コロナ太り」を避けるための「3つの食事習慣」を、スキージャンプのレジェンド・葛西紀明選手が紹介(撮影:尾形文繁)

スキージャンプW杯個人最多出場回数(569回)で「ギネス世界記録」を更新した葛西紀明選手。41歳で自己最高の「個人銀メダル」を獲得し、史上最多の計8回の冬季五輪に出場、48歳の今なお現役選手として活躍する葛西選手は「レジェンド」と称され、国内にとどまらず海外でも尊敬を集めている。
その葛西選手が38年間「企業秘密」にしてきた「疲れない体」と「折れない心」のつくり方を余すことなく1冊にまとめた『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』には何が書かれているのか。本書籍の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

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40代になったら「太りにくい食事法」を実践

コロナ騒動以前よりも運動量が減っている人は多いと思いますが、できるだけ「コロナ太り」を避け、現状を維持したいものです。そのためには、やはり「食事」を意識する必要があると思います。

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とくに私は40歳を過ぎてから、「今までと同じような食べ物を同じだけ食べているのに、太りやすくなった」と感じ始めました。減量が必要なのは20代と同じですが、40代になって「今まで以上の工夫」をしないと体重が落ちにくくなったのです。

みなさんの中にも、「若いころは食べても太りにくかったのに」「少しダイエットしたら、すぐやせたのに……」と思い、なかなかやせないことで悩んでいる人もいるかもしれません。

スキージャンプ選手にとって「体重コントロール」はとても大切です。スキージャンプは「体重を1キロ落とせば、2メートル飛距離が伸びる」とも言われる競技で、私も日頃から太らないように気を使っています。

1日に体重計に20回乗ることもありますし、脇腹を指でつまめば、およその体重がわかるようにもなりました。

しかし、スキージャンプの場合、やせすぎてしまうと失格になり、試合に出場できなくなります。そのためスキージャンプの選手は、「やせすぎず、太りすぎず」という体重コントロールに人一倍注意し、さまざまな工夫を凝らしています。

そこで、「太らない体」を維持するために、私が実践している中で、一般の人でもすぐに取り入れられる「3つの食事習慣」を紹介します。

1つ目の食事習慣は、まずは「食事量を全体の7~8割程度に減らす」ことです。

炭水化物を控えて、野菜をたっぷり

【1】朝は気にせず、「昼と夜の主食」を減らす

「太らない体」を手に入れるための基本は、食事を全体の7~8割程度に減らすことです。私は「腹八分目」を実践しています。

炭水化物を減らすと効果が大きいので、まずは朝食のトースト2枚を1.5枚に、夕食のご飯2杯を1.5杯にと、「通常の4分の1だけ」減らしてみました。

食事を減らすのは、最初はつらいかもしれませんが、数日すると慣れてきます。また、「通常の4分の1減らすだけ」なので、無理なく続けることができると思います。

ただし、コロナ自粛中は、ストレスをためないように、朝食だけは気にせずに普通に「パン」を食べていました。

実は自粛中に「パンづくり」を始めて、それが面白くなったということもあります。普通の食パンだけでなくチョコ入りパンを焼いたりして楽しんでいました。

ストレスがたまりやすい環境では、平常時の習慣をちょっと変えてみることも大切です。そうすることで、逆にストレスによる「ドカ食い」を避けることもできるからです。

【2】「代謝を上げる食べ物」でコロナ太りを軽減

暑くなってくるこの時期には冷たいものばかり食べてしまいがちですが、それでは代謝が下がり、「太りやすい体」「疲れやすい体」になってしまいます。2つ目の食事習慣は「代謝を上げる」食べ物を意識してとることです。

「代謝を上げる食べ物」は、「体を冷やさない」「脂肪を燃焼しやすくする」「筋肉の働きをよくする」などの食べ物のことです。

「アミノ酸」「ビタミンB群」「カリウム」「ヨウ素」などを多く含んだ食べ物ですが、私が意識して取り入れているのが、次のような食品です。

「代謝を上げる食品」をうまく取り入れることで、暑くても「疲れない体づくり」をサポートしてくれるはずです。

【代謝を上げる食品の例】

・「アミノ酸」が多い……卵、レバー、牛乳、チーズ など
・「ビタミンB群」が多い……豚肉、うなぎ、青魚、玄米、納豆 など
・「カリウム」が多い……納豆、みそ、豆腐 など
・「ヨウ素」が多い……コンブ、ワカメ、ハマグリ、青魚 など
・「体を温める」……トウガラシ、生姜、長ねぎ、カボチャ など

とくに私は最近、調理法を変えながら、豚肉を多く摂取するようにしています。

【3】「1日2杯のワイン」でストレス解消

ビールはカロリーが高いのであまり飲みませんが、そもそも私は「人生のお供」と思えるほどのワイン好き。お酒の中でもワインは低カロリーなのでおすすめです。

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シーズンが始まれば毎日お酒を飲むということはありませんが、コロナ自粛中はストレス解消のために、毎日2杯程度のワインを飲んでいました。

そして、お酒を飲むときは、枝豆、ナッツ類、しらす干しなど、糖質を効率よくエネルギーに変えてくれる「ビタミンB1」が多いつまみをとるように意識しています。

もちろん深酒は厳禁ですが、我慢しすぎるとストレスになり、逆に「ドカ食い」ならぬ「ドカ飲み」を招きがちです。うまく付き合うことが、結果としてダイエットが長続きするコツだと思います。

「40代だからできる方法」を上手に取り入れる

40歳を過ぎると、食べ方も運動の仕方も「20代や30代と同じ方法」ではうまく結果が出ないことがあると思います。

でも、だからといって、諦めることはありません。「40代だからできる方法」を上手に取り入れれば、40歳を過ぎても、20代、30代の以上の成果を出すことは十分可能です。

コロナ騒動で、私たちの生活はがらりと変わってしまいましたが、だからこそできる方法、そして「年齢に頼らない方法」を取り入れることで、「人生のピーク」を更新していくことができる。そう信じて、私はこのコロナ禍でも、日々の食事と運動に取り組んでいます。

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提供元:ギネス記録!葛西紀明「太らない体」を作る食事|東洋経済オンライン

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