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2019.11.05

知って得する!みんなの「カイゴ」特集


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11月11日は「介護の日」。

介護は突然やってくる…と言われています。
転倒、怪我、脳卒中など、多くの病気は「想定外」の状態のなか始まります。

多くの人が直面する、大切な家族の介護問題。だからこそ、早めの準備が大切です。

そこで今回、知って得する介護情報をご紹介します。介護にかかる費用、頼れる、ちょっとした介護疲れの解消するプチ情報など、「お金」、「環境」、「心」の準備に役立つ情報が盛りだくさんです。これを読んだら「備えがあると無いでは大違い!」と実感するかもしれませんよ♪

介護費用はいくらかかる?介護を見越してやっておきたいこと

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いつ直面するか、そしていつまで続くのかわからない介護。日常生活に加えてどれぐらいのどんな費用がかかるのか、まったくわからないという方も多いのではないでしょうか?気になる介護費用についてご紹介します。

介護費用、ずばりいくらかかる?

介護費用は、要介護度などさまざまな条件によって大きく変わってきますが、厚生労働省が公表しているデータによると、その平均は月5万7161円(医療費含む)、生命保険文化センターの調査によると、介護期間の平均は4年9カ月です。約5万7000円×4年9カ月で計算すると、総額は300万円を超えます。この金額はあくまで平均であり、施設や介護サービスの利用状況・介護期間によっては、さらに大きな金額が必要となることも珍しくありません。

一時費用として、自宅の増改築や介護用品の購入などが必要なケースもあり、これらに100万円以上の費用が必要となる場合もあります。また、介護保険で受けられるサービスの費用以外に、民間企業による介護サービスを利用する場合の費用(全額自己負担)や、家族が介護のために通う交通費なども見逃せない介護費用の一部です。

>>介護費用、誰が用意する?詳しくはコチラ!

付き合い方一つで介護がラクになる!知っておくべきシニア世代のアレコレ3選

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介護をする家族が抱える辛さの一つに「先が見えないこと」があげられます。また、介護が生活の中心になると、介護する方は自分の時間を持つことができなくなり、精神的に追い詰められてしまうことも多々あるかと思います。ここでは、介護疲れを少しでもラクにする「ご家族との付き合い方」についてお話しします。

ポイントは「付き合い方」です。シニア世代の方々の理解を深め、ご家族とも上手く付き合えば、精神的な負担が少しでも軽減するかも…。ぜひ参考にしてみてください。

高齢者は、高音よりも低音のほうがよく聞こえる

高齢者というとよく話に出るのが、「本人に都合の悪いことは、まったく聞こえない」「優しく話しかけても無視をされる」、けれども「悪口を話しているときは、なぜかしっかりと聞かれている」。「地獄耳」なのではないか?とも思われますが、実はこれ、老化による聴覚の特徴的な変化が原因なのです。

老化によって聴覚が衰えるということは知られていますが、均一に衰えるわけではないのです。若い頃であれば、音が高いか低いかによって聞こえ方に大きな違いはありあせん。しかし、高齢になると高い音のほうが著しく聞こえにくくなってくるのです。低音(500Hz)に比べると高音(2000Hz)で伝えるには1.5倍の音量を必要とするという研究データもあるくらいです。

悪口や愚痴はたいてい、トーンを落として話しますよね。すると声が低くなりますから、高齢者に聞かれやすくなってしまうのです。逆に何かを熱心に伝えたいときこそ、感情が高ぶったりして声が高くなりがちですから、伝わらないことが増えるのです。

ただ、この「高音よりも低音が聞こえやすい」という特徴を上手に利用することもできます。介護などでどうしても伝えたいことこそ、落ち着いて低めの声で話しかけてください。

一方で、介護をしているとどうしてもイライラして、悪口も言いたくなります。そんなときは、「どうせ聞こえていない」と高をくくらず、本人の近くでは話さないようにしましょう。

これらに気をつけると、高齢者に何かを伝えるのはだいぶラクになるはずです。

>>トイレに連れていくほど〇〇に!?知っておくとラクになるその他2つのポイントはコチラ!

大切な家族が認知症に?今すぐわかるチェックリスト

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平成28年度国民基礎調査によると、介護が必要になった原因の第1位は「認知症」です。

認知症は特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうることです。しかし、認知症の初期症状は、加齢による機能低下と見分けにくく、判断が難しいものです。また、加齢による物忘れとの区別がつきにくいため、発見が遅れてしまうことが少なくありません。

初期段階で見つけ、適切な対処ができるように備えておくことが大切です。

ここでは、今すぐできる認知症チェックリストをご紹介します。「最近、親との会話が上手くできない…」など、少しでも不安に思う方は、ぜひ確認してみてください。
次の11項目のうち3項目以上にあてはまれば、認知症である可能性が高くなります。

認知症チェックリスト

□同じことを何回も話したり、尋ねたりする

□出来事の前後関係がわからなくなった

□服装など身の回りに無頓着になった

□水道栓やドアを閉め忘れたり、後かたづけがきちんとできなくなった

□同時に2つの作業を行うと、1つを忘れる

□薬を管理してきちんと内服することができなくなった

□以前はてきぱきできた家事や作業に手間取るようになった

□計画を立てられなくなった

□複雑な話を理解できない

□興味が薄れ、意欲がなくなり、趣味活動などを止めてしまった

□前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった

出典:『楽になる認知症ケアのコツ 本人も家族もそろって笑顔に』山口晴保、田中志子編・大誠会認知症サポートチーム著(技術評論社)

認知症になっている本人が回答すると、チェックを入れるのは2〜3項目程度です。対して、本人の家族は6〜7項目にチェックを入れることが多いと言われています。例えば本人がチェックを2個入れており、家族は9個、といったように数に差が出る場合、本人が自覚していない認知症患者である可能性が高いので、家族が医療機関に相談しましょう。

>>医療機関にかかるタイミングや医療機関へのかかり方とは?詳しくはコチラ!

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いかがでしたか?

認知症と診断を受けた場合、なかなか人には相談しにくいものです。しかし、ひとりで悩んでいても何も解決しません。
大切な家族の介護をするときがいつ訪れても、迅速に的確な対応ができるよう、もしもの備えはとても大切です。ストレスのないケアができるよう、今からお金だけでなく、必要な情報をとりいれたり、環境を整えることをおすすめします。

SOMPOひまわり生命の認知症保険には、公的介護保険制度で要介護1以上の認定で一時金を受け取ることができる「介護保障」もございます。

▼SOMPOひまわり生命の認知症保険についてはコチラ▼ ※外部サイトへ遷移します

皆さんがいつまでも笑顔でいられる、そんな毎日をサポートできる情報をこれからもご提供してまいります。次回の特集も楽しみにしていてくださいね♪

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