2018.05.09
弱った脊柱起立筋をダイヤゴナルストレッチで強化する【ぐっすり快眠ヨガ#12】
背中の柔らかさと伸びで良い姿勢を作る
姿勢で大事なのは脊柱の柔軟性と伸張性と言われています。つまり、背中周りの筋肉が柔らかく、伸びやかに動くかが姿勢改善の決め手というわけです。
この「ダイヤゴナルストレッチ」を繰り返し行うと、脊柱の歪みを整え、猫背や反り腰などの悪い姿勢を意識して修正することができます。
さらに寝る前に行うことで、背筋がすっきりとして心地よく眠りにつけますよ。
【HOW TO】
① 両手両膝をベッドかマットについて四つん這いになる。手首が肩の、膝が股関節の真下にくるよう意識する。首は背骨のラインに合わせて伸ばし、下に落とさないように。
② 右手をまっすぐ正面に伸ばしたら、左膝も伸ばして、足を後方に出す。身体が左右に傾かないように注意。
③ 左足をゆっくりと上げていき、右手から左足までが一直線になるように伸ばす。お腹の力を意識しながら前後に伸ばしつつ5呼吸。骨盤は床と平行にする。
④ 左右行なったら、お尻をゆっくり踵に落としていき、チャイルドポーズをとる。呼吸が落ち着いたらそのままうつ伏せになって、寝姿勢に。
【ONE POINT】
余裕がある場合は、吐く息に合わせて伸ばした手足の肘と膝を近づけ、吸う息で伸ばすと負荷が上がります。
肘と膝を近づける際には肩甲骨の間を天井側に上げ、肋骨を縮めるイメージで重心を高くするとバランスが崩れません。
このポーズを行うことで、体幹が引き締まるので、お腹も凹んでくるはずですよ。
動画を見ながらご一緒にどうぞ
著者プロフィール
■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
提供元:弱った脊柱起立筋をダイヤゴナルストレッチで強化する【ぐっすり快眠ヨガ#12】|KenCoM