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2023.10.04

ダイエットを続けるコツは目標設定にあり!無理せず結果を出すには?


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当記事を監修した専門家:臨床心理師・公認心理士 石倉美希、編集長 森下りの(詳しいプロフィールはこちらをご覧ください) ※外部サイトに遷移します

今度こそ頑張ろう!と何度もダイエットにチャレンジしては三日坊主。

ダイエットがうまくいかず、「もうどうせ自分にはできない」と諦めかけている、あなた。

「なぜダイエットが続かないんだろう」と自分に自信をなくしてしまいますよね。

実は、自分に合った目標設定をすることが、ダイエットを続けるコツであると言われています。ダイエットを続けることが難しいのはやる気の問題ではなく、目標設定がうまくできていないからかもしれません。

今回は、ダイエットを継続するための正しい目標設定の方法をお伝えします。

どうぞ最後までお付き合いください。

ダイエットが続かないのはなぜ?

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ダイエットを続かない原因といえばモチベーションの問題と考える方は多いですが、実はダイエットの進め方にも原因があることが多いのです。

そこでダイエットにつまずいてしまう主な原因を3つにまとめました。

目標が高く、あいまい

ダイエットを始めよう!と決意したとき、何かしらの目標を設定する方は多いでしょう。

しかし、目標が高すぎたり、抽象的で何をどうすべきかが決まっていないと、挫折してしまうリスクが上がります。

例:高すぎる目標 「1か月で10キロ痩せる」「一日2万歩歩く」
  あいまいな目標 「(なんとなく)痩せる」「甘いものを食べない」

期限が決まっていない

「明日から始めよう!」とダイエットを決意する瞬間は記憶に残りやすいですね。

そのとき、「いつまでに」というゴールまでイメージできているでしょうか。

あまりにも短期間で達成しようとすると、無理なスケジュールになります。逆にあまりに長期的な期間を設定してしまうと、モチベーションを保つのも難しくなります。

無理な方法でやろうとしている

「野菜しか食べない」「1日1食にする」といった極端な方法でダイエットにチャレンジすると、身体的にも精神的にも辛く、続けるのが難しくなります。

早く結果を出したい気持ちはあると思いますが、無理な方法でダイエットするのは避けたいですね。

今回は目標設定に注目し、ポイントをご紹介していきます。

参考記事:効果的なダイエット方法とは〜続けられる食事・ルールなどカンタン解説〜 ※外部サイトに遷移します

参考記事:40代が痩せるには何が必要?〜ダイエット方法やメニューをシンプルに紹介〜 ※外部サイトに遷移します

目標設定のポイントはスモールステップ

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では、どのような目標であれば、ダイエットを続けられるのでしょうか。

ポイントは、スモールステップです。その名の通り、小さなステップを乗り越えていくやり方です。大きな段差を一度で超えようとするよりも、らせん階段のように緩やかで小さい階段の方が登りやすいですよね。

今回は「体重を減らしたい」というゴールに向けた、スモールステップの具体的な方法をお伝えしていきます。

具体的な方法を決める

まずは、「体重を減らす」というゴールをもう少し具体的にします。

「体重を減らす」→「1か月のうちに2kg減らす」

次に、「1か月のうちに2kg減らす」方法を考えます。

たとえば、食事についての「もっと野菜を食べる」という目標を、もう少し具体的な目標にしてみましょう。

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これくらい目標が具体的になると、行動しやすくなりますね。

達成しやすい目標

なかなか達成できない目標を立ててしまうと、失敗した経験を重ねて自信をなくしてしまいます。目標設定する時は、70%程度成功できるような目標にするのがオススメです。

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立てた目標が楽にこなせるようになったら、もう少しだけハードルの高い目標に設定し直しましょう。目標は一度で達成しようとせず、何度も立て直してよいのです。 

続けるモチベーションはどうやって保つ?

自分にあった目標設定ができたら、ダイエットのモチベーションを保つ工夫も取り入れてみましょう。

モチベーションを上げる方法もさまざまです。自分に合った方法を多く持っておくとよいでしょう。

参考記事:【簡単】ダイエットの成功はモチベーションを上げること〜そして楽しく続けましょう〜 ※外部サイトに遷移します

続かなくても諦めないで

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「それでもやっぱり続かない」という方はダイエットに対する捉え方を変えてみましょう。

うまくいかない時はやり方を見直すチャンス

うまくいかないと「自己管理できていないとがっかりしてしまうのも無理はありません。しかし、前述した通りダイエットを続けるのが難しい原因はモチベーションの問題ではなく、自分にあった目標設定ができていないせいかもしれません。

今一度、目標を見直すきっかけだと考えてみてはいかがでしょうか。

三日坊主をくりかえしてもよい

ダイエットは毎日続けていくのが効果的ではありますが、毎日完璧に目標を達成しなくてもよいと考えてみましょう。「1日思いっきり食べてしまったら失敗」ではなく、次の日にまた再開できればOKです。三日坊主をくりかえしていたら、いつのまにか目標に近づいているかもしれません。

まとめ

以上、ダイエットを続けるコツについてお伝えしました。

ダイエットが続かないのはモチベーションの問題だけでなく、ダイエットの進め方も関係しています。とくに、自分にあった目標設定をすることは大切です。

目標設定のポイントは「スモールステップ」です。

高く難しい目標にチャレンジするよりも、低く簡単な目標をたくさんクリアするようにしてみましょう。

目標設定やモチベーションの工夫をしても続かないという場合には、ダイエットに対する捉え方を変えてみてはいかがでしょうか。

「失敗は目標を見直すきっかけ」「三日坊主をくりかえしてもOK」と考えてみるのもダイエットを続けるコツです。

本記事の内容が、今度こそダイエットを継続して頑張ろうとしている方のヒントになりますと幸いです。

参考文献

北田他(2020). 医療スタッフのための動機づけ面接2. 糖尿病などの生活習慣病におけるMI実践. 医歯薬出版株式会社.

監修:編集長 森下りの

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名古屋大学医学部保健学科看護学専攻卒業。在学中はヘルスケア領域の知識や経験ををグローバルな視点で深めるために、リーズ大学(イギリス)への長期留学や、エリザベス病院(タンザニア )でのインターンシップなどを経験。卒業後は、看護師として疾患知識やコニュニケーション力を培う。医療業界のIT化遅れへの危機感や、疾病予防には個人の主体的な行動が不可欠と感じ、H2株式会社に入社し、マーケティングと広報を担当。 看護師、保健師、メンタル心理カウンセラーの資格を保有。

執筆者:臨床心理士・公認心理師 石倉美希

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早稲田大学人間科学部卒業、東京家政大学大学院人間生活学総合研究科臨床心理学専攻修了。在学中に認知行動療法や健康心理学を学び、糖尿病患者が抱える不安や食行動変容について研究。卒業後は医療機関にて臨床心理業務に従事し、主に働く人のメンタルヘルスのサポートを担う。「心身の健康を通じてその人らしい生き方をサポートしたい」という思いからH2株式会社に入社。臨床心理士、公認心理師の資格を保有。

記事提供:シンクヘルス株式会社

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