2021.09.24
自宅で起こるエコノミークラス症候群に要注意!予防のポイントは?
エコノミークラス症候群といえば、飛行機で長時間の移動の際、同じ姿勢で座っていると起こる病気だと思われがちです。でも、新型コロナウイルスの影響でリモートワーク、外出自粛など、自宅で過ごす時間が増えた今、実は、私たちの暮らしって、“エコノミークラス症候群”を発症しやすい環境なんです!
自宅の限られた空間内で同じ体勢で、水分不足にも気づかないまま長時間を過ごしがちになるので、注意しましょう。
エコノミークラス症候群とは?
エコノミー症候群は、肺血栓塞栓症(肺塞栓症)と呼ばれ、車や飛行機、またはデスクワークなど、長時間座っていて足を動かさないでいると、血行不良が起こって血栓ができ、それが血管の中を流れ、肺に詰まってしまう病気のこと。胸が痛い、息苦しいなど、重症の場合は死に至る危険性もあります。
長時間のリモートワークをされている方は、意識的に足のマッサージや背伸びをするストレッチをすることをおすすめします。時間を決めてティタイムを設け、気分転換をする時間をつくりましょう。
体を動かしていないと気づいたら、かるーくストレッチをしよう!
長時間同じ姿勢でいたな~と思ったら、足を動かすストレッチをして、体をほぐしましょう。座ったままでもできるので、ぜひお試しください。
1.両足の指をグー・パーする。
2.両足を床に着けてから、つま先立ちをして、足の甲を伸ばす。
3.両足のかかとを床に着け、つま先を上げ、ふくらはぎを伸ばす。
4.(座ったままで)膝を抱え、ひざ下の力を抜いて足首を回す。
5.ふくらはぎを軽く揉む。
皆さん、こまめにストレッチをして、毎日元気に暮らしましょう!水分補給もお忘れなく!
【参考文献】
労働厚生省ホームページ:エコノミークラス症候群の予防のために ※外部サイトに遷移します
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