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2021.08.24

超簡単!うっかり「物忘れ」を減らす3つのコツ|身の回りにあるものを使う「手軽な方法」


「物忘れ」が気になる人に伝えたい、簡単なトレーニングがあります(写真:Ushico / PIXTA)

「物忘れ」が気になる人に伝えたい、簡単なトレーニングがあります(写真:Ushico / PIXTA)

「近ごろ物忘れが多くて、少し心配」「買い物忘れが増えた」「家の鍵どこに置いたんだっけ」。情報洪水の原因であるスマホの普及のために「物忘れ」に悩む人が増えています。

「物忘れは、身の回りのもので簡単に解消することができます」。そう語るのは、記憶力インストラクターで、『1日1分見るだけで記憶力がよくなるすごい写真』の著者でもある吉野邦昭氏。同氏は、記憶力はいまからでもすぐに回復させることができると言います。

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物忘れが84%減少「指差しトレーニング」

電車の運転士さんが、「出発進行!」と人差し指を立てて元気な声を出しておられるのを、見たことはありますか? あれは、気合を入れておられるのではないのですよ!

駅の端にある“出発信号”と呼ばれる信号を指差すことで、「信号を確認する」ことを強く記憶しているのです。

これを指差呼称(しさこしょう)といい、脳のメカニズムとしてとてもよくできたものです。指を差すことで「視」る対象を意識し、自分の出した声を自分の耳で「聞」き、なにより体を動かすことで身体感覚を刺激します。

安全人間工学の分野で有名な「フェーズ理論」では、人間の意識レベルを0からⅣの5段階に分類し、指差呼称はこの中で脳の情報処理が速くこなせて効率が非常に高いフェーズⅢに属するとされています。

実際、日本の国鉄(今のJRの前身)の研究では、なにもしなければ2.38%もあるミスが0.38%と、84%減少したという結果が出ています(厚生労働省HP「職場のあんぜんサイト」より)。

鍵や携帯をどこに置いたか忘れてしまう人は、置くときに「鍵をげた箱の上に置いた」とつぶやきながら指差呼称してみましょう。傘を電車やカフェに忘れてしまう人は、席を立ったらクルッと振り向いて「忘れ物なし!」と指差呼称してみましょう。

でも、人前で指を差して声を出すのはちょっと恥ずかしいですよね。そちらを見て、指を差す動作をイメージしながら、心の中で「○○を□□に置いた」とつぶやいてみましょう。それだけでも効果絶大です!

紙とペンだけでお手軽に!「漢字トレーニング」

私たちは子どもの頃、漢字を繰り返して覚えるときに、「横、縦、横、横、斜め左……」と、1画1画を意識して書いていました。

さらに、例えば、女という字を「くノ一(くのいち)」、男なら「田力(たぢから)」と言いながら、かたまりを意識した人もいるかもしれませんね。

漢字を繰り返し書くことで、いずれ考えなくても書けるようになります。この「体が覚えた」状態のことを、手続き記憶といいます。この記憶は大脳基底核(だいのうきていかく)や小脳というところに記憶され、一度覚えると考えなくても書けてしまいます。

ですから、私たちが普段漢字を書くときは、文字全体をかたまりで捉えてしまっています。

そこで、紙とペンを用意し、あえて子どもの頃に漢字を覚えようとした状態、「横、縦、横、横、斜め左……」とつぶやきながら、1画1画に意識を向けて書いてみましょう! 

実際に紙とペンを用意しなくても、「横、縦、横、横、斜め左……」と空書(指をペンに見立てて空中で文字を書く)をしてみるだけで、効果があります。

電車に乗っているときに中づり広告の文字を空書する。テレビを見ていて出てきた芸能人の名前を空書してみる……。その、ほんの5秒のトレーニングが、とても効果的ですよ!

脳は、体重の約2%の重さですが、体が消費するエネルギーの20〜25%を消費します。さまざまな栄養の中でも、脳はブドウ糖(グルコース)を1日に150g、体全消費量の50〜80%を消費します。

なぜこれだけ大量のブドウ糖を必要とするのか?

それは、脳は重要な器官のため、脳に入る血液は血液脳関門(Blood-Brain Barrier : BBB)という関所を通過します。その血液脳関門を通過できる数少ない栄養分がブドウ糖なのです。

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ブドウ糖の不足は、そのまま脳のエネルギー不足となり、思考力低下、集中力の欠如、やる気が出ない、イライラするなど、さまざまな症状が起こります。

ブドウ糖は白い粉末状の結晶ですが、最近はドラッグストアでキューブ状に個別包装された便利なものを見かけるようになりました。朝目覚めたときや、勉強・重要な仕事をする前に1粒食べると、脳の動きがよくなったと実感できるでしょう。

昔からおなじみのラムネでも、ブドウ糖を主成分としているものがあります。成分表示を見て、果糖や砂糖ではなく、ブドウ糖がどれだけあるかを確認してみてください。

果糖を摂りすぎると、糖代謝の悪化や中性脂肪の増加につながる恐れがあると言われていますので気を付けましょう。

1日たった1分!「イメージ化トレーニング」

あなたは、学生時代の修学旅行はどこに行きましたか? いろいろ出てきたかと思いますが、そのとき、「東京」や「京都」という地名の活字が浮かびましたか? 

違いますよね。“東京タワー”や“清水寺”など、景色がよみがえったのではないでしょうか。

過去の思い出は、たいてい視覚情報で保管されていることに気づきましたか? そう! 脳が視覚情報で認識せず、単に文字だけで処理(理解や記憶)しようとすると記憶に残りにくいのです。

ですから、日ごろから、脳でイメージ=視覚情報化する練習をしましょう。新聞やラジオ、友達との会話の中で見聞きした単語や短い文章を頭の中で思い浮かべましょう。記憶が残りやすい脳になっていきますよ!

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6時間睡眠の人ほど「体調不良に陥る」納得理由

頭の回転が速い人とそうでない人の圧倒的な差

「覚えるのが苦手な人」が記憶力を高める方法2選

提供元:超簡単!うっかり「物忘れ」を減らす3つのコツ|東洋経済オンライン

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